デイリー情報(令和6328日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比594円安の40168円と大幅反落。TOPIXも同48.4ポイント安の2750.8ポイントと3日ぶりに大幅反落。業種別では全33業種中32業種が下落し、東証プライムの騰落銘柄数も値上がり224銘柄に対し値下がりは1362銘柄と8割を超えた。個別では、ダイブ151A(東G)、小林洋行8742(東S)、ピクセルカンパニー2743(東S)、地域新聞社2164(東G)、メンタルヘルス9218(東G)、さくらケーシーエス4761(東S)などの上げが目立ち、半面、山大7426(東S)、北越コーポ3865(東P)、コレック6578(東S)、KSK9687(東S)、シンカ149A(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は198744万株、売買代金は49134億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40235円を中心に、上はR140415円)→R240663円)→R340843円)、下はS139987円)→S239807円)→S339559円)
200日線(34016円)、一目均衡表「雲」(35535円〜37238円)、75日線(36586円)、25日線(39628円)、一目転換線(39803円)、10日線(40070円)、5日線(40526円)25日騰落レシオ(115.8%)

27日のNYダウは前日比477.7ドル高の39760ドルと4日ぶりに大幅反発、ナスダック総合指数も同83.8ポイント高の16399.5ポイントと3日ぶりに反発。NYダウは直近3営業日で500ドル近い下げとなっていたことで自律反発狙いの買いが優勢となった。

NYダウは大幅反発で帰ってきたが、配当権利落ちや前日急騰した反動で朝方から売りが先行。途中下げ渋る動きもみられたが、先物が主導する格好でスパイラル的に軟化し一時40054(前日比708円安)まで急落。その後も戻りは限られた。今週の「週刊展望」で述べたように、配当落ちでこれまでの楽観に冷や水を浴びせられる格好となった。3月配当落ち分(約260円)を大きく上回る下げをみせたことが市場の話題となっているが、新ニーサ開始と共に高まった「配当取り」人気もいささか調子に乗りすぎたということだろう。

もっとも、昨日の上げも今日の急落も想定内の需給によるもので、そうした需給イベントが通過したここからが大事。ずばり、上昇してくる25日線(39628円)〜低下してくる5日線(40526円)のどちらに抜けてくるかが次の方向を判断するポイントとなる

☆個別銘柄戦略…
個別も大半が軟調となる中、今週レポートの〇〇〇〇〇は連日の戻り高値更新となったが、直近の急騰と全般相場の下げでさすがに利益確定売りに押された。もっとも、レポートしたように、会員の方々は手堅く利確を進められたようで、まずは大成功!で良いだろう。

そして目を引いたのがもうひとつのさくらケーシーエス4761141円高の1148円はストップ高比例配分で、全上場銘柄で上昇率第6位に入っている。レポートしたようにデータセンター関連の穴株だが、この関連が次の物色対象になってくるのか?


デイリー情報(令和6327日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比364円高の40762円と大幅反発。TOPIXも同18.4ポイント高の2799.2ポイントと続伸。業種別では全33業種中32業種が上昇し、東証プライムの騰落銘柄数も値上がり1221銘柄、値下がり394銘柄、変わらず40銘柄となった。個別では、アスコット3264(東S)、イシン143A(東G)、ソラコム147A(東G)、双信電機6938(東S)、山大7426(東S)などの上げが目立ち、半面、コレック6578(東S)、ワシントンホテル4691(東S)、ネットスターズ5590(東G)、サクシード9256(東G)、ハッチワーク148A(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は189669万株、売買代金は52189億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40731円を中心に、上はR141010円)→R241258円)→R341537円)、下はS140483円)→S240204円)→S339956円)
200日線(33977円)、一目均衡表「雲」(35535円〜37236円)、75日線(36488円)、25日線(39556円)、一目転換線(39743円)、10日線(39922円)、5日線(40655円)25日騰落レシオ(121.6%)

26日のNYダウは前日比31.3ドル安の39282.3ドルと3日続落、ナスダック総合指数も同68.7ポイント安の16315.6ポイントと続落。米2月耐久財受注(速報)は市場予想を上回ったことを好感しNYダウは反発する場面もみられたがFRBがインフレ指標として重要視する個人消費支出が29日に発表されることを控え様子見姿勢が強まった。

3月期末の配当権利取りの動きに、配当金再投資による先物買いも入り、一時40979円(前日比581円高)を付け心理的なフシ目の41000円に迫る場面もみられた。今日の上げは特殊な要因があるため、権利落ちとなる明日からの動きが大事。
明日の配当落ち分は約262円と試算されている。この配当落ち分を今日の終値から引くと明日は5日線(40655円)を下回る計算になるが、まずは5日線、心理的フシ目の40500円に対してどう動くか。配当を落としても両線を上回ってくれば、相場の基調はかなり強いとの判断になる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別では、今週レポートの〇〇〇〇〇が期待通り急伸!レポートしたように値幅効果が期待出来る銘柄ではあるが、いつものように上がる場面は手堅く利確も進めたい。


デイリー情報(令和6326日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比16円安の40398円と小幅続落。TOPIXは同3.1ポイント高の2780.8ポイントと反発。業種別では全33業種中28業種が下落、5業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり868銘柄、値下がり734銘柄、変わらず53銘柄。個別では、ネットスターズ5590(東G)、双信電機6938(東S)、VERITASIN130A〉(東G)、ピクセルカンパニー2743(東S)、タキヒョー9982(東S)などの上げが目立ち、半面、イーエムネット7036(東G)、ジンジブ〈142A〉(東G)、サンバイオ4592(東G)、コレック6578(東S)、FRONTEO2158(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は157175万株、売買代金は43525億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40402円を中心に、上はR140525円)→R240651円)→R340774円)、下はS140276円)→S240153円)→S340027円)
200日線(33931円)、一目均衡表「雲」(35535円〜37108円)、75日線(36387円)、25日線(39464円)10日線(39726円)、一目転換線(39743円)、5日線(40503円)25日騰落レシオ(121.9%)

25日のNYダウは前週末比162.2ドル安の39313.6ドルと続落、ナスダック総合指数も同44.3ポイント安の16384.4ポイントと6日ぶりに反落。

NY株安を受け弱含みで推移。明日が最終売買日となる3月決算銘柄の配当権利取りの動きで、40280円(前日比133円安)を安値に反発する動きもみられたが戻りは限られた。問題は明後日28日の配当権利落ちからどう動くかだが、下は4万円、上は5日線(40503円)も位置する心理的なフシ目の40500円がそれぞれのフシとなる

☆個別銘柄戦略…
◆個別3月決算銘柄の配当権利取りの動きもあったが、総じて軟調な銘柄が目立った。
今週レポートの〇〇〇〇〇も小幅反落となっているが、一発の動きを見せてくれるか。引き続き注目で。


デイリー情報(令和6325日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比474円安の40414円と5日営業日ぶりに大幅反落。TOPIXも同35.5ポイント安の2777.6ポイントと7営業日ぶりに急反落。業種別では全33業種中28業種が下落、5業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり348銘柄、値下がり1267銘柄、変わらず40銘柄となった。個別では、エリアクエスト8912(東S)、サクシード9256(東G)、ファンデリー3137(東G)、イーエムネット7036(東G)、C&FロジHD9099(東P)などの上げが目立ち、半面、フェイスネットワーク3489(東S)、小林製薬4967(東P)、住石HD1514(東S)、アーキテクツ6085(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は161094万株、売買代金は43417億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40555円を中心に、上はR140696円)→R240978円)→R341119円)、下はS140273円)→S240132円)→S339850円)
200日線(33884円)、一目均衡表「雲」(35196円〜36528円)、75日線(36295円)、25日線(39388円)、10日線(39568円)、一目転換線(39679円)、5日線(40372円)25日騰落レシオ(128.3%)

◆先週の急激な上昇による対する警戒感から弱含みで推移する中、先物に断続的な売りが出たことをきっかけに下げ幅を拡大。引けにかけても一段安に売られ40414円(前週末比474円安)の安値引けとなった。

騰勢一服となってしまうか、上げ途中のアヤ押しか。ポイントは上昇してくる5日線(40372円)がサポートするか。その下は4万円を維持出来るかだが、4万円も割り込んでくると調整ムードが台頭してくる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別では、地合悪化から買い一巡後は上げ幅を縮小したが、先週レポートのくすりの窓口5592が一時74円高の1499円まで買われ持ち合い抜けの動きを見せた。
そして、今週レポートの〇〇〇〇〇も反転を鮮明にしている。〜途中省略〜 詳細はレポートを参照していただきたい。


デイリー情報(令和6323日)
☆市況解説…昨日(22日)の日経平均は前日比72円高の40888円と4日続伸。TOPIXも同17ポイント高の2813.2ポイントと6日続伸。TOPIXが終値ベースで2800ポイントを回復するのは、90111日(2814ポイント)以来342カ月ぶり。業種別では全33業種中29業種が上昇、4業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1083銘柄、値下がり520銘柄、変わらず53銘柄。個別では、ファンドクリエーション3266(東S)、イーエムネット7036(東G)、TWOST7352(東G)、C&FロジHD9099(東P)、CIJ4826(東P)などの上げが目立ち、半面、山大7426(東S)、コレック6578(東S)、テクノマセマティカル3787(東S)、SOLIZE5871(東S)、インフロニアHD5076(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は192481万株、売買代金は52480億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40896円を中心に、上はR141079円)→R241269円)→R341452円)、下はS140706円)→S240523円)→S340333円)
200日線(33837円)、一目均衡表「雲」(35107円〜36368円)、75日線(36202円)、25日線(39297円)、10日線(39496円)、一目転換線(39679円)、5日線(40030円)25日騰落レシオ(130.4%)

21日のNYダウは前日比269.2ドル高の39781.3ドル、ナスダック総合指数も同32.4ポイント高の16401.8ポイントと共に4日続伸。
現地21日のNY株高を受け朝方から買いが先行。一時41087円(前日比272円高)まで上伸し連日で取引時間中の史上最高値を更新。その後は心理的なフシ目の41000円を超えた達成感や、週末要因の手じまい売りに上値の重い展開となった。

22日のNYダウは前日比305.4ドル安の39475.9ドルと5営業日ぶりに反落NYダウは前日までの4日間に1000ドルあまり上昇していたことで短期的な過熱感から持ち高調整の売りに押された。一方、ナスダック総合指数は前日比26.9ポイント高の16428.8ポイントと5日続伸。エヌビディアやアルファベットが買われ連日で過去最高値を更新。夜間取引の日経先物は大証終値比210円安の40500円と反落。NY円相場は1ドル=15145?55銭と9営業日ぶりに小反発。
週明けも荒い値動きが予想されるが、まずは40500円〜41000円のレンジを想定。いずれか抜けてくるとその方向に流れやすくなる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別銘柄の詳細はこの後送信の「週間レポート」で・・・


デイリー情報(令和6321日)
☆市況解説…本日の日経平均は19日比812円高の40815円と大幅続伸。34日に付けた終値ベースの史上最高値40109円を大きく更新。TOPIXも同45.4ポイント高の2796.2ポイントと大幅に続伸し連日で昨年来高値を塗り替えた。業種別では全33業種中30業種が上昇、3業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1121銘柄、値下がり484銘柄、変わらず51銘柄。個別では、アースインフィニティ7692(東S)、ゲームカードジョイコ6249(東S)、山大7426(東S)、東京ボード7815(東S)、富士石油5017(東P)などの上げが目立ち、半面、YTL1773(東P)、VALUENEX4422(東G)、テクノロジーズ5248(東G)、サツドラHD3544(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は221465万株、売買代金は59014億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40697円を中心に、上はR140941円)→R241068円)→R341312円)、下はS140570円)→S240326円)→S340199円)
200日線(33789円)、一目均衡表「雲」(35107円〜36225円)、75日線(36101円)、25日線(39170円)、10日線(39367円)、一目転換線(39547円)、5日線(39614円)25日騰落レシオ(120.5%)

◆日銀の金融政策決定会合での「アク抜け」は読んでいたが、上値は限定的で4万円以上の戻しは厳しいとみていた。しかし、そのへぼ読みが良い方に外れてくれた。オプションや先物取引で予想外の傷手を被った投資家も少なからずいるだろうが、東京市場が休みの間のNY株はNYダウが19日と20日で721ドル強の上昇で39512.1ドルの終わり、ナスダック総合指数も同265.9ポイント高となり16369.4ポイントと、両指数ともに終値ベースでの史上最高値を更新。円安進行も追い風に休日明けの日経平均は大きな窓を空け37日に付けたザラ場ベースの史上最高値40472円も更新する始まり。その後もショートカバーを巻き込み一段高に進み、終値は19日比812円高の40815円と41000円の大台に早くも王手をかけている。

今週初めの日経平均は38960円。そこから僅か3営業日で1855円もの急上昇となっているが、こうしたショートカバーを巻き込む上昇は需給(買い戻し)が整理されるまで続くため、どこまで伸びるか分からない。明日もボラタイルな展開が予想されるが上は41000円、下は40500円が一つの目安となる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別では、引き続き東京エレク8035トヨタ自動車7203などの主力株が物色の中心だが、新興市場は出遅れ感が強いが連れ高ムードは出てきている。


デイリー情報(令和6319日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比263円高の40003円と続伸。TOPIXが同28.9ポイント高の2750.9ポイントと続伸。業種別では全33業種中30業種が上昇し、3業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1250銘柄、値下がり366銘柄、変わらず40銘柄。個別では、VALUENEX4422(東G)、アルファクス3814(東G)、YTL1773(東P)、かんなん丸7585(東S)、エクサウィザーズ4259(東G)などの上げが目立ち、半面、マイクロ波化学9227(東G)、サンバイオ4592(東G)、アジアクエスト4261(東G)、DAIWACYCLE5888(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は193254万株、売買代金は52007億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39804円を中心に、上はR140202円)→R240400円)→R340798円)、下はS139606円)→S239208円)→S339010円)
200日線(33741円)、一目均衡表「雲」(34746円〜35742円)、75日線(36003円)、25日線(39056円)5日線(39190円)10日線(39294円)、一目転換線(39371円)、25日騰落レシオ(122.2%)

18日のNYダウは前週末比75.6ドル高の38790.4ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も同130.2ポイント高の16103.4ポイントと4日ぶりに反発。

NY株は反発したが、前日の大幅高の反動で朝方は売りが先行。しかし39407円(前日比332円安)を安値に下げ幅を縮小。そして後場に入り日銀が金融政策決定会合の結果を発表。マイナス金利政策を解除し、ETF(上場投資信託)およびJ-REITの新規買い入れを終了することなどを決定した。これは事前予想通りで、緩和的な政策の継続が意識される内容だったことで買い戻しが加速。引けにかけて一段高となり40003円(同263円高)の高値引け。フシ目の4万円にも乗せ反転基調を鮮明にしている。4万円に対してどう動くかが次のポイントになるが、上昇してくる5日線を割り込まない限り下手な弱気は禁物となる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別では、引き続き東京エレク8035やトヨタ自動車7203などの主力株が物色の中心で、新興市場はまちまち。


デイリー情報(令和6318日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比1032円高の39740円と大幅反発。上げ幅は213日(1066円高)に次ぎ今年2番目。業種別では全33業種中31業種が上昇、2業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1267銘柄、値下がり339銘柄、変わらず50銘柄。個別では、理経8226(東S)、YTL1773(東P)、LABORO5586(東G)、小林洋行8742(東S)、エヌリンクス6578(東S)などの上げが目立ち、半面、フロンティアインター7050(東G)、クロスプラス3320(東S)、日本精蝋5010(東S)、東京電力9501(東P)、アピリッツ4174(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は184863万株、売買代金は46092億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39481円を中心に、上はR140028円)→R240135円)→R340862円)、下はS139194円)→S238647円)→S338360円)
200日線(33695円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35584円)、75日線(35915円)、25日線(38932円)5日線(38949円)10日線(39303円)、一目転換線(39371円)、25日騰落レシオ(114.3%)

◆為替が円安にあることを支えに朝方から買いが先行。従来予想通りとの見方が強まっている日銀の金融政策決定会合後の「アク抜け」を先取りした動きか。株価指数先物にCTA(商品投資顧問業者)とみられる買いが入りスパイラル的に上げ幅を拡大。取引終了間際に39769円(前週末比1061円高)を付けほぼ高値引けとなった。

ポイントとなる25日線(38932円)を大きく上抜け、5日線が25日線を上抜けるミニ・ゴールデンクロスも示現。一転して買いシグナルが点っている。とは言え、今日の動きは先物のショートカバーを巻き込んだ動き。レポートしたように3月末にかけてはリバランスや利益確定売りが相場の重しになる。反発に転じたとしても上がっては押し戻される往ったり来たりの展開が予想される。
次のステップはフシ目の4万円に乗せてくるか。下は上昇してくる5日線がサポートするか。買いシグナルが出たことで今度は、下がっても5日線を割り込まない限り下手な弱気は禁物となる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別では、今週レポートの〇〇〇〇〇〇4小動き。監視銘柄としたように目下のところはタイミング待ちの銘柄。

尚、前々回レポートのアピリッツ4174207円安の1278円と大幅反落。「決算期待で買われてきていることで、決算前に一旦利益を確定」としていたことで問題はないが・・・。15日引け後に発表した決算は9期連続増収、3期連続で過去最高益を更新する見通し、しかも前期比4円増の16円とする増配も発表。事前に買われていなければ反応も違ったものになったのだろうが、決算跨ぎの勝負はやはり悩ましい。


デイリー情報(令和6316日)
☆市況解説…昨日(15日)の日経平均は前日比99円安の38707円と反落。業種別では全33業種中23業種が上昇、10業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり977銘柄、値下がり632銘柄、変わらず47銘柄。個別では、エヌリンクス6578(東S)、Abalance3856(東S)、デリバリーコンサル9240(東G)、山大7426(東S)、アジアクエスト4261(東G)などの上げが目立ち、半面、ANYCOLOR5032(東P)、ダブルスコープ6619(東P)、地域新聞社2164(東G)、MACBEE7095(東G)、かんなん丸7585(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は236898万株、売買代金は57934億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38678円を中心に、上はR138837円)→R238967円)→R339126円)、下はS138548円)→S238389円)→S338259円)
200日線(33661円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35454円)、75日線(35834円)5日線(38765円)25日線(38817円)10日線(39340円)、一目転換線(39371円)、25日騰落レシオ(106.7%)

14日のNYダウは前日比137.6ドル安の38905.6ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数も同49.2ポイント安の16128.5ポイントと続落。
NY株安や半導体指数の下落を受けて朝方は売りが先行。寄り後直後の38519円(前日比287円安)を安値に反発したが戻りは限られ、ついに終値でも25日線(38817円)を割り込んだ他、5日線(38765円)25日線を下回るミニ・デッドクロスも示現。戻せない相場が続きチャートは日々悪化している。ただ、株価はまだ、ひと噴きすれば5日線、25日線を上抜ける位置にありチャートも好転してくる。

こうした中、15日のNYダウは前日比190.8ドル安の38714.7ドルナスダック総合指数も前日比155.3ポイント安の15973.1ポイントと続落。今週発表された米物価指標が相次いで市場予想を上回る伸びとなったことで米長期金利が上昇しハイテク株を中心に売られた。ただ、米長期金利が上昇したことで、円を売ってドルを買う動きが広がりNY円相場は1ドル=14905?15と円安が進行。円安を好感して夜間取引の日経先物は大証比70円高の38660と上昇。3月末の配当落ち分(約260円)を加味すれば38920円となり5日線、25日線も回復した絵面となっている
週明けは買い先行の始まりが予想されるが、引き続き5日線、25日線に対してどう動くかがポイント。

☆個別銘柄戦略…
◆個別銘柄の詳細はこのあと送信の「週間レポート」で・・・


デイリー情報(令和6314日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比111円高の38807円と4日ぶりに反発。業種別では全33業種中29業種が上昇し4業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり銘柄数が1236銘柄と7割を超えた。個別では、日本精蝋5010(東S)、JAPANEYWEAR5889(東S)、極東証券8706(東P)、アーキテクツ6085(東G)、かんなん丸7585(東S)などの上げが目立ち、半面、Kudan4425(東G)、ジャパンM&A9236(東G)、地域新聞社2164(東G)、モイ5031(東G)、マルシェ7524(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は166028万株、売買代金は43374億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38682円を中心に、上はR138965円)→R239122円)→R339405円)、下はS138525円)→S238242円)→S338085円)
200日線(33611円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35454円)、75日線(35764円)、25日線(38713円)5日線(38961円)、一目転換線(39371円)、10日線(39461円)、25日騰落レシオ(105.7%)

13日のNYダウは前日比37.8ドル高の39043.3ドルと3日続伸、一方、ナスダック総合指数は同87.8ポイント安の16177.7ポイントと反落。
NY株はまちまちながら、前日までの上値の重い流れが継続し朝方は売りが先行。一時38400円(前日比295円安)まで売られた。しかし、その後は押し目でプラス圏に引き戻した。結局、4日連続で終値では25日線(38713円)を維持する下方硬直性を見せている。とは言え、低下してきている5日線(38961円)は回復出来ておらす現状はまだ下げトレンド継続中。

チャートは引き続き25日線〜5日線のどちらに抜けてくるかがポイントとなっているが、今日の終値時点で両線の幅は248円に縮まっており、この持ち合いが続くと一両日中に両線が接触してくる。このため明日(金)か明後日(月)には、上か下か、いずれかのシグナルが出そう

☆個別銘柄戦略…
◆個別は引き続き、全体の動きに左右される動きとなっているが、上述したように一両日中には、上か下か、いずれかのサインが出そうでまずはそれを見てから。


デイリー情報(令和6313日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比101円安の38695円と3日続落。業種別では全33業種中23業種が下落、10業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり468銘柄、値下がりは1141銘柄、変わらず47銘柄。個別では、マルシェ7524(東S)、極東証券8706(東P)、アウンコンサルティング2459(東S)、マツモト7901(東S)、かんなん丸7585(東S)などの上げが目立ち、半面、住石HD1514(東S)、山大7426(東S)、TWOST352(東G)、ジャパンM&A9236(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は164871万株、売買代金は44428億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38765円を中心に、上はR139077円)→R239460円)→R339772円)、下はS138382円)→S238070円)→S337687円)
200日線(33571円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35458円)、75日線(35691円)、25日線(38607円)5日線(39119円)、一目転換線(39371円)、10日線(39497円)、25日騰落レシオ(97.1%)

12日のNYダウは前日比235.8ドル高の39005.4ドルと続伸、ナスダック総合指数も同246.3ポイント高の16265.6ポイントと3日ぶりに反発。注目されていた米2CPI(消費者物価指数)は市場予想を上回った。インフレ警戒から一時下げに転じる場面がみられたが、足元で調整を入れていた半導体関連株が買われ上昇した。

NY株高を受け朝方は買いが先行。しかし、高値は39147円(前日比350円高)と低下してきている5日線(39119円)に頭を押さえられる格好で、一時この日の高値から700円近い下落となる38452円(前日比344円安)まで売られた。その後は下げ幅を縮め3日連続で終値では25日線(38607円)を維持する底堅さは見せているが、正直なところは不安感の方が勝る。チャートは25日線〜5日線のどちらにブレイクしてくるかがポイントとなっているが、25日線は日々上昇してきており、一方の5日線は低下してきている。このため、下げずとも早々に戻せないと一段の下ブレ不安が高まってくる

☆個別銘柄戦略…
◆朝方はしっかりしていたが、全体相場の下げに合わせ個別も軟調な展開となる銘柄が多かった。引き続き全体相場の動向を見ながら。


デイリー情報(令和6312日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比22円安の38797円と小幅続落。業種別では全33業種中16業種が上昇、17業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1079銘柄、値下がりは529銘柄、変わらず48銘柄。個別では、LABOROAI5586(東G)、Kudan4425(東G)、マツモト7901(東S)、勤次郎4013(東G)、ディジタルメディアプロ3652(東G)などの上げが目立ち、半面、住石HD1514(東S)、山大7426(東S)、地域新聞社2164(東G)、坪田ラボ4890(東G)、さくらインターネット3778(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は182973万株、売買代金は47860億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38636円を中心に、上はR139002円)→R239206円)→R339572円)、下はS138432円)→S238066円)→S337862円)
200日線(33533円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35587円)、75日線(35620円)、25日線(38514円)、一目転換線(39371円)、5日線(39398円)10日線(39548円)、25日騰落レシオ(103.5%)

11日のNYダウは前週末比46.9ドル高の38769.6ドルと反発、一方、ナスダック総合指数は同65.8ポイント安の16019.2ポイントと続落。12日に米2CPI(消費者物価指数)の発表を控え方向感に欠ける展開だった。

夜間取引の日経先物終値38180円(注:3月配当落ち推定額は約260円)にサヤ寄せする動きで売りが先行。一時38271円(前日比549円安)まで売られ25日線(38514円)を大きく下回った。しかし、為替が朝方の水準よりも円安方向に振れたことから下げ幅を縮小。前日比マイナスではあるが、終値で25日線を維持しただけでなく、安値から500円強も引き戻したことで底打ちムードも出ている
この底打ちムードが本物となるか?引き続き25日線がサポートしてくるかがポイントとなるが、次のステップは急低下してくる5日線(39398円)を回復出来るか5日線を回復してくればこの日の底打ちムードの信憑性が高まる。

☆個別銘柄戦略…
◆個別も朝方は売られていたが、全体相場が落ち着きを見せてきたことに合わせその後は戻り歩調となる銘柄が多かった。
今週レポートの〇〇〇〇も反発し高値引けとなっているが、引き続き全体相場の動向を見ながら。


デイリー情報(令和6311日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比868円安の38820円と大幅反落。業種別では全33業種中、31業種が下落し、パルプ紙株とその他製品株の2業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり232銘柄、値下がりは1397銘柄、変わらず27銘柄。個別では、ソースネクスト4344(東P)、倉元製作所5216(東S)、アドバネクス5998(東S)、インフォコム4348(東P)、坪田ラボ4890(東G)などの上げが目立ち、半面、HEROZ4382(東S)、LABOROAI5586(東G)、マツモト7901(東S)、三井E&S7003(東P)、さくらインターネット3778(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は202854万株、売買代金は52687億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38852円を中心に、上はR139209円)→R239597円)→R339954円)、下はS138464円)→S238107円)→S337719円)
200日線(33493円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35587円)、75日線(35551円)、25日線(38408円)、一目転換線(39484円)、10日線(39592円)、5日線(39658円)25日騰落レシオ(101.1%)

◆円高進行や現地8日のNY株市場で半導体関連株が下落した動きを受け、日経平均に影響度の大きい半導体関連株中心に売りが先行。さらに「39000円を割り込んでくると25日線が意識され一段深い調整に進む心配が高まる」としたが、その39000円を割り込んできたことで一段の裁定解消売りを誘い、一時25日線(38408円)に迫る38496円(前週末比1192円安)まで下げ幅を広げる場面があった。

取り敢えずは25日線がサポートしたがまだ予断は許さない。チャートでは、上昇してきている25日線〜低下してくる5日線をどちらに抜けてくるかがポイントとなる。いつものことだが、戻しても5日線を回復出来ない間は下向きトレンドと見ておくところ。一方25日線は強い下値抵抗ラインとなるが、25日線も割り込んで来ると、時価から3000円強も下にある75日線(35551円)が意識され始め、やっかいな雲行きとなる。

☆個別銘柄戦略…
さすがに今日は個別云々の問題ではなく、まずは全体相場の落ち着きを待ってから。


デイリー情報(令和639日)
☆市況解説…昨日(8日)の日経平均は前日比90円高の39688円と4日ぶりに反発。業種別では全33業種中、建設株や銀行株を始め21業種が上昇、陸運株など12業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1118銘柄、値下がりは489銘柄、変わらず49銘柄。個別では、サノヤスHD7022(東S)、ソースネクスト4344(東P)、ジェネレーションパス3195(東G)、坪田ラボ4890(東G)、SBIリーシング5834(東G)などの上げが目立ち、半面、日本ラッド4736(東S)、ブロードバンドタワー3776(東S)、サクシード9256(東G)、住石HD1514(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は223578万株、売買代金は63949億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39743円を中心に、上はR139934円)→R240181円)→R340372円)、下はS139496円)→S239305円)→S339058円)
200日線(33452円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35587円)、75日線(35479円)、25日線(38296円)、10日線(39633円)、一目転換線(39674円)、5日線(39916円)25日騰落レシオ(103.8%)

7日のNYダウは前日比130.3ドル高の38791.3ドルと続伸、ナスダック総合指数も同241.8ポイント高の16273.3ポイントと大幅に続伸。
NY株の上昇を受け朝方は半導体関連株を中心に買いが先行した。しかし、前日のショック安の印象をぬぐい切れず39989円(前日比390円高)を高値に反落、一時は39551円(同47円安)とマイナス圏にまで落ち込んだ。

こうした中、8日のNYダウは前日比68.6ドル安の38722.6ドルナスダック総合指数も前日比188.2ポイント安の16085.1ポイント3日ぶりに反落。朝方発表の2月の米雇用統計は雇用の底堅さを示したものの、金融政策を方向付けるほどの内容ではないとの見方が広がり取引終了にかけて売りが優勢となった。一方、半導体関連のブロードコムとマーベル・テクノロジーの四半期決算の業績見通しが市場予想を下回ったことで大幅安。これまで上昇が目立っていた半導体株に利益確定売りが広がり相場の重荷となった。
そして、米雇用統計を受けNY円相場が一時1ドル=146台半ばまで円高が進み夜間取引の日経先物は大証比720円安の38790円と一段安に沈んでいる。

週明けは売り先行の始まりとなりそうだが、まずは39000円がサポートしてくるか。割り込んでくると25日線(38296円)が意識され一段深い調整に進む心配が高まる。一方上は5日線(39916円)を回復出来るか。戻しても5日線を回復出来ない間は下向きトレンドと見ておくところ。

☆個別銘柄戦略…
個別では、今週レポートのアピリッツ4174は一時33円高の1538円まで買われ連日の高値更新となったが、地合の悪化もあり、さすがに11連騰とはならず戻り売りに押された。大きな成果ではなかったが、波乱相場の中では、まあ、及第点とするパフォーマンスではなかったか!?

次の銘柄は? 詳細はこのあと送信の「週間レポート」で…


デイリー情報(令和637日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比492円安の39598円と大幅続落。下げ幅は126日の485円安を超え今年最大となった。業種別では全33業種中14業種が上昇、19業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり675銘柄、値下がりは929銘柄、変わらず52銘柄。個別では、サノヤスHD7022(東S)、ブロードバンドタワー3776(東S)、WASHハウス6537(東G)、ブロードマインド7343(東G)、LABORO5586(東G)などの上げが目立ち、半面、文教堂9978(東S)、シルバーエッグ3961(東G)、ソーシャルワイヤー3929(東G)、ハウテレビジョン7064(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は212419万株、売買代金は59212億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39863円を中心に、上はR140207円)→R240617円)→R341161円)、下はS139253円)→S238909円)→S338299円)
200日線(33404円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35508円)、75日線(35396円)、25日線(38160円)、10日線(39574円)、一目転換線(39674円)、5日線(39960円)25日騰落レシオ(104.8%)

6日のNYダウは前日比75.8ドル高の38661ドル、ナスダック総合指数も同91.9ポイント高の16031.5ポイントと共に3日ぶりに反発。米2ADP雇用統計で、非農業分野の雇用者数は市場予想に届かなかった。景気減速が警戒され米10年物国債の利回りが低下し買われた。尚、注目されたパウエルFRB議長の議会証言では、早期の利下げについて慎重な見方が示されたが市場への影響は限られた。

現地6日のNY株が反発した動きを受け朝方は買いが先行。一時40472円(前日比381円高)まで買われ史上最高値を更新した。しかし、日銀の金融政策決定会合で一部の出席者がマイナス金利解除を妥当とする意見を表明する見通しと報じられ為替が円高に振れたことをキッカケに下げ転換。明日にメジャーSQを控えていることもあって、裁定解消売りがスパイラル的に出て下げ幅を拡大。一時、この日の高値から953円幅もの下げとなる39518円(同572円安)まで売られる波乱の展開となった。

今週の週間展望で「需給の変調に注意!」としたように、今日の下げはメジャーSQ直前に見せることの多い「まったなしの解消売り」による下げで、問題は明日のメジャーSQを通過してどう動くか。このまま下げ転換となってしまうのか、それとも一時的な下ブレで済むか。ポイントは5日線(39960円)、フシ目の4万円を回復出来るか。両線の回復に手間取ると時間の経過と共に下げ圧力が強まってくる。

☆個別銘柄戦略…
個別では、今週レポートの〇〇〇〇〇2022年高値を更新。その後は伸びあぐねたが、全相場の急落の中でしかも10連騰は立派な成果と言える。


デイリー情報(令和636日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比6円安の40090円と小幅続落。一ただ、TOPIXは同10.7ポイント高の2730.6ポイントと連日で終値ベースの高値を更新。業種別では全33業種中26業種が上昇し、7業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり1200銘柄、値下がりは401銘柄、変わらず55銘柄となっている。個別は、最近随所に見られるマネーゲームの動きか。ヤマシナ5955(東S)、サイオス3744(東S)、ソーシャルワイヤー3929(東G)、ファンベップ4881(東G)など低位株のなどの上げが目立ち、半面、アゴーラ・ホスピタリティー9704(東S)、メディアリンクス6659(東S)、データセクション3905(東G)、フォーサイド2330(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は183441万株、売買代金は51232億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40022円を中心に、上はR140235円)→R240380円)→R340613円)、下はS139857円)→S239624円)→S339479円)
200日線(33355円)、一目均衡表「雲」(34594円〜35498円)、75日線(35304円)、25日線(38018円)、一目転換線(39411円)、10日線(39441円)、5日線(39874円)25日騰落レシオ(103.6%)

5日のNYダウは前日比404.6ドル安の38585.1ドル、ナスダック総合指数も同267.9ポイント安の15939.5ポイントと揃って大幅続落。米2ISM非製造業景気指数が市場予想を下回ったことや、中国でスマートフォンの販売減少が伝ったアップルが下落したことが響いた。

5日のNY株が大幅安となったこと受け朝方は売りが先行。一時39769円(前日比328円安)まで売られたが、その後は押し目を拾う動きで引き戻した。戻りは限られたが終値で5日線(39698円)にフシ目の4万円台も維持しており上昇トレンドは継続。
メジャーSQ前日とあって明日も気が抜けないが、引き続き上昇してきている5日線にフシ目の4万円に対してどう動くかが基調判断のポイント。

☆個別銘柄戦略…
個別では、今週レポートの〇〇〇〇〇が一段高。2022年高値を目前に捉えており、ここが勝負所だが、9日連騰ともなるとさすがに警戒感も出てくる。ここからは利食いも交え臨んで頂きたい。
ちなみに、日経平均が小甘い展開となる中、東証グロース250指数は3日続伸。二歩進んでは一歩下がるといった感じだが、お伝えしているようにグロース市場も着実に資金が回ってきている。


デイリー情報(令和635日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比11円安の40097円と小幅反落。一方、TOPIXは同13.6ポイント高の2719.9ポイントと反発し1日に付けた終値ベースの高値2709.4ポインを更新。業種別では建設株の上げが目立ったが全33業種中24業種が上昇、9業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり931銘柄、値下がりは670銘柄、変わらず56銘柄。個別では、ピクセルカンパニーズ2743(東S)、ファンベップ4881(東G)、サクシード9256(東G)、日本ラッド4736(東S)、クロスキャット2307(東Pなどの上げが目立ち、半面、アースインフィニティ7692(東S)、AppBank6177(東G)、フォーサイド2330(東S)、ヤマウHD5284(東S)、内田洋行8057(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は174166万株、売買代金は51039億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40054円を中心に、上はR140269円)→R240440円)→R340655円)、下はS139883円)→S239668円)→S339497円)
200日線(33303円)、一目均衡表「雲」(34588円〜35470円)、75日線(35204円)、25日線(37856円)、一目転換線(39204円)、10日線(39268円)、5日線(39698円)25日騰落レシオ(105%)

4日のNYダウは前週末比97.5ドル安の38989.8ドル、ナスダック総合指数も同67.4ポイント安の16207.5ポイントと共に3日ぶりに反落。音楽ストリーミング配信乱用で欧州委員会から18億ユーロ(約2900億円)の制裁金を科すと発表されたアップルが売られ相場の足を引っ張った。

高値警戒感にNY株安を受け朝方から売りが先行。一時39840円(268円安)まで売られる場面があった。その後は先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ転換。プラス圏まで引き戻す場面があったが上値は重く、前日終値を挟んだ推移が続いた。
メジャーSQ直前の水・木曜日は最後のポジション整理で、上下いずれかに大きく振れることも多いが、まずは急上昇してきている5日線(39698円)にフシ目の4万円に対してどう動くかが基調判断のポイント。

☆個別銘柄戦略…
今日はARアドバンスト5578が急伸し、285円高の2993円と戻り高値を更新。日替わりメニューのような物色だが、グロース市場は調整を入れては買われる物色が続いている。

〜以下省略〜


デイリー情報(令和634日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比198円高の40109円と続伸。ただ、業種別では全33業種中9業種が上昇、24業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり425銘柄に対し値下がりは1195銘柄、変わらず37銘柄と値下がりの方が多い。個別では、ピクセルカンパニーズ2743(東S)、倉元製作所5216(東S)、シルバーエッグ3961(東G)、LABORO5586(東G)、クロスキャット2307(東P)、ヘッドウォータース4011(東G)などの上げが目立ち、半面、フォーサイド2330(東S)、KeePer技研6036(東P)、光フードサービス138A(東G)、コパ・コーポレーション7689(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は185955万株、売買代金は53879億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は40141円を中心に、上はR140282円)→R240454円)→R340595円)、下はS139969円)→S239828円)→S339656円)
200日線(33250円)、一目均衡表「雲」(34516円〜35470円)、75日線(35104円)、25日線(37683円)、10日線(39105円)、一目転換線(39204円)、5日線(39526円)25日騰落レシオ(98.8%)

◆前週末の夜間取引で40190円と一段高となったことで朝方から買いが先行。一時40314円(前週末比403円高)まで買われる場面があった。その後は利益確定売りに押される展開となったが安値は40001円と4万円のフシは維持。

もっとも、日経平均は上昇したもののTOPIXはマイナス。個別でも値下がり銘柄のほうが多く、日経平均は引き続き一部の銘柄がけん引する状況にある。今週は年最大のメジャーSQを控え、こうしたひずみの解消で乱高下する可能性もあるが、まずはフシ目の4万がサポートしてくるか。維持出来れば40500円が次のメドに、割り込んで来ると39500円がメドに。

☆個別銘柄戦略…
個別では、先週レポートのアドバンスト・メディア3773が一時114円高の1887円まで急伸する動きを見せた。その後は戻り売りに大きく押し返されたが、往ったり来たりしながらも反転を鮮明にする動きを見せている。

そして今週レポートの〇〇〇〇〇も大きく上伸する場面があった。こちらも買い一巡後は利益確定売りに押されたが、目先で一発高の期待もある銘柄で、緩む場面は買いで臨みたい。詳細はレポートを参照。


デイリー情報(令和632日)
☆市況解説…昨日(1日)の日経平均は前日比744円高の39910円と3日ぶりに大幅反発。TOPIXも同33.6ポイント高の2709.4ポイントと昨年来高値を更新。業種別では全33業種中、鉱業株や石油石炭製品株を始め27業種が上昇、パルプ紙株や空運株など6業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がりは805銘柄、変わらず47銘柄。個別では、ピクセルカンパニーズ2743(東S)、ブランディングテクノロジー7067(東G)、プライムストラテジー5250(東S)、ジェイドグループ3558(東G)、DNAチップ研究所2397(東S)などの上げが目立ち、半面、メディアリンクス6659(東S)、AppBank6177(東G)、揚羽9330(東G)、光フードサービス138A(東G)、ラクーンHD30931(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は179096万株、売買代金は51146億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39708円を中心に、上はR140192円)→R240474円)→R340958円)、下はS139426円)→S238942円)→S338660円)
200日線(33195円)、一目均衡表「雲」(34516円〜35461円)、75日線(35004円)、25日線(37527円)、10日線(38943円)、一目転換線(39042円)、5日線(39351円)25日騰落レシオ(107.1%)

229日のNYダウは前日比47.3ドル高の38996.9ドルと4日ぶりに反発、ナスダック総合指数も同144.1ポイント高の16091.9ポイントと反発。
前日に底打ちを感じさせる動きだったことや、NY株高に円安で朝方から買いが先行。227日の史上最高値39426円に上値のフシであった39500円を突破してきたことで先物のショートカバーを巻き込み一段高。一時39990円(前日比824円高)と心理的なフシ目の4万円にあと10円に迫った。週末要因もあり4万円乗せはお預けとなったが高値圏での頑強な動きを続けた。

こうした中、1日のNYダウは前日比90.9ドル高の39087.3ドル、ナスダック総合指数も同183ポイント高の16274.9ポイントと続伸。2月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を下回った。緩やかな景気減速を示す内容だったとの受け止めから米債券市場で長期金利が低下。米長期金利の低下を追い風に大型ハイテク株に買いが入り相場を支えた。NY株高を受け、夜間取引の日経先物は大証終値比190円高の40190円と4万円の大台にしっかり乗せている。

再び上値追いの動きを見せてきたがどこまで伸びるか。まずは4万円台に乗せ、そのまま大台をしっかりと維持できるか。維持出来れば40500円が次のメドに。

☆個別銘柄戦略…
日経平均が4万円チャレンジと大きく上げたが東証プライムの騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がりは805銘柄と、指数中心の上げで騰落は半々。また、グロース250指数は−1.14%と反落で、日経平均が上げるとグロースは蚊帳の外に置かれる構図も相変わらずだ。
しかし、二進一退の動きだが、東証グロース250指数は月間で60.35?(8.5%)と2カ月連続で上昇。物色の幅は着実に広がりを見せている。
個別銘柄の詳細はこのあと送信の「週間レポート」で・・・


デイリー情報(令和6229日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比41円安の39166円と小幅続落。業種別では全33業種中、海運株や小売株など16業種が上昇、電気ガス株や鉄鋼株など17業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり692銘柄、値下がりは927銘柄、変わらず38銘柄。個別では、ピクセラ6731(東S)、メディアリンクス6659(東S)、フィスコ3807(東G)、DNAチップ研究所2397(東S)、川辺8123(東S)などの上げが目立ち、半面、COCOLIVE137A(東G)、山大7426(東S)、テーオーHD9812(東S)、石塚硝子5204(東S)、サンバイオ4592(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は236583万株、売買代金は60403億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39097円を中心に、上はR139319円)→R239471円)→R339693円)、下はS138945円)→S238723円)→S338571円)
200日線(33141円)、一目均衡表「雲」(34516円〜35333円)、75日線(34901円)、25日線(37380円)、一目転換線(38760円)、10日線(38768円)5日線(39188円)25日騰落レシオ(103.5%)

28日のNYダウは前日比23.3ドル安の38949ドルと3日続落、ナスダック総合指数も同87.5ポイント安の15947.7ポイントと反落。29日にFRB(米連邦準備制度理事会)が重視する米1月個人所得・個人支出の発表を控えることから積極的な売買は限られた。

NY株安や1ドル=149円台後半まで円高が進んだことで売りが先行。一時38876円(前日比331円安)まで売られ、心理的なフシ目の39000円を割り込んだ。しかし、その後は押し目買いに下げ幅を縮め終値では39000円台を回復。5日線(39188円)を割り込んできたが、差は僅かで、何よりも一旦下を叩いて5日線近くまで引き戻していることで、底打ちともとれる形。
いずれにしろ明日の動きが重要となるが、まずは5日線を回復出来るか。これが基調を判断する重要ポイントとなるが、後は39000円を維持出来るか

☆個別銘柄戦略…
グロース250指数は4日ぶりに反落。レポート銘柄も総じて軟調な銘柄が目立ったが、今週レポートの〇〇〇〇〇〇は小幅反発。目先では、グロース市場の動向を見ながらの構えか。


デイリー情報(令和6228日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比31円高の39208円と小幅ながら4日営業日ぶりに反落。業種別では全33業種中、電気ガス株やパルプ紙株など20業種が上昇、その他製品株や海運株など13業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり906銘柄、値下がりは698銘柄、変わらず47銘柄。個別では、マネーゲームと言った方が良いがメディアリンクス6659(東S)、AppBank6177(東G)、アースインフィニティ7692(東S)、山大7426(東S)などが値上がり率上位に並び、半面、テーオーHD9812(東S)、マルヨシ7515(東S)、ビクスタ3416(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は185237万株、売買代金は47762億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39189円を中心に、上はR139302円)→R239397円)→R339510円)、下はS139094円)→S238981円)→S338886円)
200日線(33091円)、一目均衡表「雲」(34224円〜34885円)、75日線(34809円)、25日線(37274円)、10日線(38622円)、一目転換線(38680円)、5日線(39008円)25日騰落レシオ(102.2%)

27日のNYダウは前日比96.8ドル安の38972.4ドルと続落、一方、ナスダック総合指数は同59ポイント高の16035.3ポイントと3日ぶりに反発。米2CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで、景気の先行き不透明感が意識されNYダウは利益確定売りが優勢となった。一方、ナスダック市場では、ウォルグリーンやマイクロン・テクノロジー、ネットフリックスなどが買われ牽引した。

前日の上値の重い商状を引きずり売りが先行、一時39075円(前日比164円安)まで下げた。その後は反発したが戻りは限られた。エヌディビアフィーバーも一巡し手がかり難となっているが、上なのか、下なのか。株価に接近してきた5日線(39008円)を基調判断のポイントとし、引き続き39000円〜39500円のレンジを予想。いずれか抜けてくるとその方向に流れやすくなる。

☆個別銘柄戦略…
個別では、少し前にレポートしたシノプス44284連騰で一時244円高の1583円まで急伸、水準を大きく切り上げている。レポートで紹介した材料の蒸し返しのような観もあるが、27日の取引終了後、惣菜に特化した需要予測型自動発注サービス「sinops-cloud 惣菜」がイオン九州2653に採用され、GMS(総合スーパー)とSM(スーパーマーケット)250店舗に導入されることになったと発表、好材料視されている。

一方、今週レポートの〇〇〇〇〇〇は小幅続落。どの銘柄もなかなか一本調子には上げてくれないが、今日はシノプスが大きく上がったようにレポート銘柄の多くは調整を入れつつも水準を切り上げてきている。ちなみに、グロース250指数は小幅ながらも3日続伸。


デイリー情報(令和6227日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比5円高の39239円と僅かながら3日続伸。業種別では全33業種中、鉄鋼株や銀行株など15業種が上昇、海運株や陸運株など18業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり946銘柄、値下がりは668銘柄、変わらず43銘柄。個別では、AppBank6177(東G)、ジーデップ5885(東S)、EDULAB4427(東G)、ALINK7077(東G)、フォーサイド2330(東S)などの上げが目立ち、半面、売れるネット広告社9235(東G)、デジタリフト9244(東G)、MONOAITEC5240(東G)、加地テック6391(東S)、ヌーラボ5033(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は183983万株、売買代金は49907億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39259円を中心に、上はR139406円)→R239572円)→R339719円)、下はS139093円)→S238946円)→S338780円)
200日線(33040円)、一目均衡表「雲」(33770円〜34648円)、75日線(34723円)、25日線(37167円)、10日線(38497円)、一目転換線(38510円)、5日線(38839円)25日騰落レシオ(108%)

26日のNYダウは前週末比62.3ドル安の39069.2ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数も同20.5ポイント安の15976.2ポイントと小幅続落。NYダウは買い優勢で始まったものの連日の高値更新となっていたことで利益確定売りに押された。

一時39426円(前日比192円高)まで買われ連日で史上最高値を更新したが、その後は先物に断続的な売りが出て下げ転換。下値も固く39113円(同120円安)を安値に踏みとどまったが、前日の終値近辺でもみ合う方向感に欠ける展開となった。引き続き39000円〜39500円のレンジを想定。どちらに抜けてくるか。

☆個別銘柄戦略…
個別では、週間レポート1096号(218日付け)で「20197月最高値2124円の更新が近そう」としたフィックスターズ36873日続伸で129円高の2056円と高値に迫っている。


デイリー情報(令和6226日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比135円高の39233円と続伸。業種別では全33業種中、医薬品株や精密機器株など19業種が上昇、海運株や鉱業など14業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり838銘柄、値下がりは757銘柄、変わらず62銘柄。個別では、enish3667(東S)、アースインフィニティ7692(東S)、フォーサイド2330(東S)、ヌーラボ5033(東G)、ビアズ7066(東G)などの上げが目立ち、半面、デジタリフト9244(東G)、売れるネット広告社9235(東G)、イトーキ7972(東P)、アルファ4760(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は184278万株、売買代金は51119億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は39267円を中心に、上はR139354円)→R239474円)→R339561円)、下はS138147円)→S239060円)→S338940円)
200日線(32989円)、一目均衡表「雲」(33395円〜34485円)、75日線(34625円)、25日線(37036円)、10日線(38263円)、一目転換線(38286円)、5日線(38685円)25日騰落レシオ(107.3%)

◆先週末23日のNYダウは前日比62.4ドル高の39131.5ドルと3日続伸。ナスダック総合指数は同44.7ポイント安の15996.8ポイントと反落。

前週の強い地合いや、23日のNYダウが連日で史上最高値を更新したことなどを受け朝方から買いが先行。一時39388円(前週末比289円高)まで買われた。急ピッチな上昇による過熱感が警戒され、その後は伸びあぐねたが高値圏で堅調に推移。4万円台トライに進めるか。次のポイントは39500円を超えてくるか、下は39000円がサポートしてくるか。

☆個別銘柄戦略…
日経平均の上昇率が0.35%に対しグロース250指数は2.92%と大幅反発。
グロース市場の反発を受けレポート銘柄も再び動意付いている。ARアドバンスト5578が一時285円高の2925円まで急伸し持ち合い上抜けの動きを見せているほか、テンダ4198も一段高で高値を伺う動きを見せている。また、先週のヤプリ4168も今一歩のところで伸びあぐねてはいるが、上値を伺うし動きを継続。
そして、今週レポートの〇〇〇〇〇〇も早速の大幅高。
1ヶ月強続いていた下落トレンドの反転を期待させる動きだが、材料等はレポートを参照していただきたい。


デイリー情報(令和6223日)
☆市況解説…昨日(22日)の日経平均は前日比836円高の39098円と4日ぶりに大幅反発。19891229日の終値ベースの史上最高値38915円を更新。トピックスも同33.4ポイント高の2660.7ポイントと19日に付けた昨年来高値2639ポイントを塗り替えた。業種別では全33業種中31業種が上昇し、医薬品株、サービス株の2業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1082銘柄、値下がりは518銘柄、変わらず57銘柄。個別では、三井E&S7003(東P、フュートレック2468(東S)、山大7426(東S)、LABORO5586(東G)、八洲電機3153(東P)などの上げが目立ち、半面、アースインフィニティ7692(東S)、サマンサタバサ7829(東G)、メディアリンクス6659(東S)、MONOAITEC5240(東G)、コパ・コーポ7689(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は176948万株、売買代金は55622億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38921円を中心に、上はR139333円)→R239569円)→R339981円)、下はS138685円)→S238273円)→S338037円)
200日線(32939円)、一目均衡表「雲」(33388円〜34344円)、75日線(34524円)、25日線(36885円)、一目転換線(37981円)、10日線(38026円)、5日線(38536円)25日騰落レシオ(107.6%)

21日のNYダウは前日比48.4ドル高の38612.2ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数は同49.9ポイント安の15580.8ポイントと3日続落。
NY株は高安まちまちだったが、取引終了後に発表された注目のエヌビディアの決算を受けて時間外でエヌビディア株が一時10%超える上昇となり、朝方から半導体関連を中心に買いが先行。先物のショートカバーを巻き込み、まさに「上がるから買う、買うから上がる」と言った買いのスパイラルで一時39156円(前日比894円高)まで急伸。市場関係者の念願だった19891229日の史上最高値38915円(ザラ場38957円)を大きく更新。

こうした中、22日のNY株市場でエヌビディアは約16%の上昇。エヌビディアの大幅高を背景にハイテク株や半導体株中心に買いが広がり、22日のNYダウは前日比456.8ドル高の39069.1ドルと大幅続伸ナスダック総合指数も同460.7ポイント高の16041.6ポイントと4営業日ぶりに大幅反発夜間取引の日経先物も大証終値比330円高の39450円と一段高となっている。
未踏の4万円台も視野に入ってきたが、まずは39500円を超えてくるか、下は39000円がサポートしてくるか。

☆個別銘柄戦略…
日経平均の上昇率が2.19%となる中、グロース250指数は−0.43%と続落。大型株が買われるとそちらに人気を奪われる構図は視変わらずだが、これでグロース復調の流れが止まるとは思えない。

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デイリー情報(令和6221日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比101円安の38262円と3日続落。業種別では全33業種中、その他製品株やゴム製品株など14業種が上昇、保険株や鉱業株など19業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり598銘柄、値下がりは991銘柄、変わらず68銘柄。個別では、メディアリンクス6659(東S)、くふうカンパニー4376(東G)、サマンサタバサ7829(東G)、ビクスタ3416(東G)、山大7426(東S)などの上げが目立ち、半面、第一商品8746(東S)、ベルセウス4882(東G)、enish3667(東S)、AIメカテック6227(東S)、QPS研究所5595(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は153549万株、売買代金は42861億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38232円を中心に、上はR138369円)→R238476円)→R338613円)、下はS138125円)→S237998円)→S337881円)
200日線(32888円)、一目均衡表「雲」(33273円〜34228円)、75日線(34414円)、25日線(36741円)、一目転換線(37535円)、10日線(37728円)5日線(38347円)25日騰落レシオ(101.4%)

20日のNYダウは前週末比64.1ドル安の38563.8ドル、ナスダック総合指数も同144.8ポイント安の15630.7ポイントと続落。米1月景気先行指標総合指数が市場予想よりも悪化し重しとなった。また、現地21日に決算発表を控えたエヌビディアが下落したことも響いた。

NY株安を受け売りが先行。一時38095円(前日比268円安)まで売られた。その後は下げ幅を縮小する動きとなったが、エヌビディアの決算を控えた様子見で戻りは限られた。
エヌビディアの決算を受けてNY株がどう動くかだが、5日線(38347円)を回復出来るか。レンジでは38000円〜38500円のどちらに抜けてくるかが、明日のポイントは。

☆個別銘柄戦略…
個別では、1月にレポートして単発で終わってしまっていたテンダ4198が大きな陽線を立て再び上値狙いの動きを見せている。地合が良くなってきているからだろうが、グロース銘柄も腰を折られても調整を経て出直ってくる銘柄が多くなっている。〇〇〇は小幅反落。大事なところで抜けきらないが、同様にタイミングの問題か。


デイリー情報(令和6220日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比106円安の38363円と続落。TOPIX7.39ポイント安の2632.30ポイントと4日ぶりに反落。東証業種別株価指数(全33業種)では、保険株やパルプ紙株など25業種が下落、機械株や海運株など8業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり702銘柄、値下がりは899銘柄、変わらず56銘柄。個別では、アルデプロ8925(東S)、倉元製作所5216(東S)、デジタリフト9244(東G)、第一商品8746(東S)、放電精密加工6469(東S)などの上げが目立ち、半面、コパ・コーポ7689(東G)、アイビス9343(東G)、アジャイルメディア6573(東G)、ゼネテック4492(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は161113万株、売買代金は44390億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38464円を中心に、上はR138641円)→R238918円)→R339095円)、下はS138187円)→S238010円)→S337733円)
200日線(32839円)、一目均衡表「雲」(33273円〜34228円)、75日線(34313円)、25日線(36635円)、一目転換線(37359円)、10日線(37518円)、5日線(38236円)25日騰落レシオ(97.9%)

19日のNY株市場はプレジデンツ・デーで休場。
先物に断続的な買いが入ったことで朝方から買いが先行。一時38742円(前日比270円)まで上昇する場面もみられた。しかし、その後は先物に売りが出て一転して下げ転換。38288円(同182円安)まで下落。株価指数先物に振り回される格好で乱高下した。

ただ、5日線(38236円)は維持しており現状はスピード調整の範疇。現地時間21日のエヌビディアの決算を波乱要因として警戒する声も多く決算を通過するまでは動きづらい感じだが、引き続き38500円を基調の分岐点に、下であれば38000円、上であれば39000円を伺う動きが予想される。

☆個別銘柄戦略…
東証グロース250指数は終始、踏ん張っていたが引けにかけて売られ7営業日ぶりに反落。
今週レポートの〇〇〇は一時、上値ポイントした昨年11月高値にあと一に迫ったがその後は戻り売りに押された。このフシを明確に抜けてくるかがポイント。



デイリー情報(令和6219日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比16円安の38470円と3日ぶりに小幅反落。東証業種別株価指数(全33業種)では、空運株や銀行株を始め26業種が上昇、その他製品株や電気機器株など7業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1245銘柄、値下がりは374銘柄、変わらず37銘柄。個別では、アースインフィニティ7692(東S)、AppBank6177(東G)、イーソル4420(東S)、フォーサイド2330(東S)、第一商品8746(東S)などの上げが目立ち、半面、アルデプロ8925(東S)、まぐまぐ4059(東S)、日本シイエムケイ6958(東P)、ピーエイ4766(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は159574万株、売買代金は43545億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38435円を中心に、上はR138590円)→R238709円)→R338864円)、下はS138316円)→S238161円)→S338042円)
200日線(32789円)、一目均衡表「雲」(33188円〜34144円)、75日線(34215円)、25日線(36536円)、10日線(37317円)、一目転換線(37359円)、5日線(38156円)25日騰落レシオ(103.6%)

◆前週末16日に史上最高値に接近した後は売りに押されたことや、先週末のNY株が反落したことも意識された。積極的に上値を買う動きは限られ上値の重い展開が続いた。ただ、一時38281円(205円安)まで売られたものの変わらず近くまで切り返して終わるなど下方硬直性も強い。5日線(38156円)も大きく上回っており、史上最高値更新に向け足場を固めているような動き。

引き続き38500円を基調の分岐点に、下であれば38000円、上であれば39000円を伺う動きが予想される。

☆個別銘柄戦略…
日経平均は−0.04%と反落となったが、東証グロース250指数は6連騰で1.8%高と上昇を継続。また、レポート銘柄でも空振りかと思われたスペースマーケット4487が水準を確実に切り上げてきているほか、先週は下げとなってしまったBASE4477も早くも切り返しの動きを見せている。その他のシノプス4428ARアドバンスト5578も押し目は買われる動きを見せている。
今週レポートの〇〇〇も一段高に買われた後は、戻り売りにマイナス圏に押されたが、出遅れ感の強いグロース市場に資金が向かってきており、引き続き注目で良いだろう。


デイリー情報(令和6217日)
☆市況解説…昨日(16日)の日経平均は前日比329円高の38487円と大幅続伸。東証業種別株価指数(全33業種)では、金属製品とゴム製品を除く31業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1391銘柄、値下がりは237銘柄、変わらず29銘柄。個別では、アースインフィニティ7692(東S)、ペッパーフード3053(東S)、セグエグループ3968(東P)、コパコーポレーション7689(東G)、旅工房6548(東G)などの上げが目立ち、半面、アルデプロ8925(東S)、トレンドマイクロ4704(東P)、フォーサイド2330(東S)、ビーロット3452(東S)、ACSL6232(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は220417万株、売買代金は67212億円と市場再編後では2番目の高水準を記録。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38571円を中心に、上はR138781円)→R239075円)→R339285円)、下はS138277円)→S238067円)→S337773円)
200日線(32740円)、一目均衡表「雲」(32847円〜33803円)、75日線(34110円)、25日線(36421円)、10日線(37086円)、一目転換線(37359円)、5日線(37841円)25日騰落レシオ(96.8%)

15日のNYダウは前日比348.8ドル高の38773.1ドルと大幅続伸、ナスダック総合指数も同47ポイント高の15906.1ポイントと続伸。
前日からの強い動きとNY株高を追い風に一段高に。一時38865円(前日比707円高)まで上昇し、198912月に付けた史上最高値38957円(終値ベースでは38915円)まで92円に迫った。その後は上昇ピッチの速さに対する警戒感や、指数寄与度の高い半導体関連株が軟調となり売りに押された。

16日のNYダウは前日比145.1ドル安の38627.9ドル、ナスダック総合指数も前日比130.5ポイント安の15775.6ポイントと共に3営業日ぶりに反落。同日発表の1月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退したことが重荷となった。夜間取引の日経平均先物も大証比300円安の38310円と反落
週明けは売り先行の始まりが予想されるが、ここまでくると史上最高値を更新するまでは収まりが付かないといった観もある。まずは38500円を基調の分岐点に下であれば38000円、上であれば39000円の荒い動きが予想される。

☆個別銘柄戦略…
東証グロース市場250指数は16日まで5連騰し、16日は前日比で3.8%の大幅高となり、持ち合いを上放れる形となっている。強烈な上げを見せている日経平均に目を奪われがちだが、日経平均が史上最高値に接近する好地合いで投資家心理は改善しており、主力銘柄に対して大きく出遅れている新興株にも出遅れを意識した資金が向かい始めている。

今週はARアドバンストテクノロジ5578が急動意となるなど、レポート銘柄も好調な成績を見せてきているが、個別銘柄の詳細は明日送信の「週間レポート」で…


デイリー情報(令和6215日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比454円高の38157円と続伸。東証業種別株価指数(全33業種)では、保険株や機械株など16業種が上昇、鉱業株や、パルプ紙株など17業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり505銘柄、値下がりは1106銘柄、変わらず46銘柄。個別では、ペッパーフード3053(東S)、ispace9348(東G)、セグエグループ3968(東P)、ミツバ7280(東P)、ムゲンエステート3299(東S)などの上げが目立ち、半面、LPF7091(東G)、モンスターラボ5255(東G)、ビートレンド4020(東G)、プロジェクトHD9246(東G)、イメージマジック7793(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は201041万株、売買代金は54919億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は38093円を中心に、上はR138252円)→R238346円)→R338545円)、下はS137999円)→S237840円)→S337746円)
200日線(32690円)、一目均衡表「雲」(32538円〜33494円)、75日線(34013円)、25日線(36283円)、10日線(36838円)、一目転換線(37021円)、5日線(37516円)25日騰落レシオ(93.7%)

14日のNYダウは前日比151.5ドル高の38424.2ドルと反発、ナスダック総合指数も同203.5ポイント高の15859.1ポイントと3日ぶりに大幅反発。前日13日に大幅下落した反動で朝方から買いが先行。また、グールズビー米シカゴ連銀総裁が講演で金利高止まりに対する警戒感が後退したことも追い風となった。

NY株高に円安も追い風となり一段高。高値警戒感から利益確定売りに押される場面も見られたが、取引終了間際に切り返し一時38188円(前日比485円高)まで上伸。終値で最後のフシであった38000円台も回復し、198912月の最高値3895744銭(終値では3891587銭)が具現視される状況となってきたが、まずは38000円に対してどう動くか。スピード違反のような動きで反動も出やすいが、上げに弾みが付いているため38000円を抑え込んでくれば史上最高値更新も早晩となるか?

☆個別銘柄戦略…
日経平均は強烈な上げを見せているが、25日線騰落レシオが93.7%と中立の100を割り込んできていることからも分かるように、日経平均指数銘柄が牽引していて、全体ではそうでもない。

レポート銘柄のARアドバンストテクノロジ5578は昨日の上げが大きかったことでさすがに反落となったが、既に利益確定を進められているようで問題はないだろう。


デイリー情報(令和6214日)
市況解説本日の日経平均は前日比260.65円安の37,703.32円と4日ぶりに反落。東証業種別株価指数は全33業種中、海運、その他製造など上昇4業種、下落は29業種。値上がり率トップは海運で、以下は杣他製品、石油石炭製品、医薬品、小売業。値下がり率トップはパルプ・紙で、以下は鉄鋼、不動産、保険、電気・ガス。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり324銘柄、値下がり1319銘柄、変わらず14銘柄。東証プライムの出来高は19800万株、売買代金は概算519001100万円。
東証の値上がり率上位は、マイネット<3928・東S>、ソケッツ<3634・東S>unerry<5034・東G>、インテグラル<5842・東G>、ファーストアカウンティング<5588・東G>と続く。一方、値下がり率上位は、ブティックス<9272・東G>、恵和<4251・東P>、日本ホスピスホールディングス<7061・東G>、アクリート<4395・東G>、アルファクス・フード・システム<3814・東G>と続く。日経平均の移動平均線は、5日線(37,409.58円)、25日線(36,135.48円)、75日線(33,919.77円)。

 ◆13日のNYダウは前日比526.43j安の38,272.75jと大幅反落。市場予想を上回る1月のCPIの発表を受けて米長期金利が上昇し、全般売りが先行した。直近まで史上最高値に買い進まれていたこともあり、ハイテク株を中心にリスクオフの動きが強まる展開となった。NYダウは寄付きから下げ幅を広げる展開となり、一時は757.52j安まであったが、38000j割れは回避。ただ、取引終了にかけての戻りは限定的。ナスダック総合指数も前日比286.95?安の15,655.60?と大幅続落、主力株が全面安となった。

◆14日の日経平均はCPI発表を受けた米国株安と13日急騰の反動安もあり、売りが先行する地合いとなった。ただ、1j150円台の為替の円安が下支えしたほか、13日朝にMSCI指数新規採用が伝わったSCREENホールディングス<7735>など半導体関連の上昇から、売り一巡後の下げは限定的となり、午後1329分に一時369.50銭安を見た後の日経平均は大引けに掛けて下げ幅を縮小した。

日経平均やTOPIXなど主要指数が反落する中、東証グロース250指数は3日続伸し、昨年1127日の戻り高値フシ725.27?を更新してきた。プライム同じく値下がり銘柄数の方が、値上がり銘柄数よりも多いが「QPS研究所<5595>や材料の出たウェルスナビ<7342>といった時価増額上位」が上昇、SOLIZE<5871>やストップ高のウェリタスインシリコ<130A>といった直近IPOの人気が「昨年上場組のインテグラル<5842>やファーストアカウンティング<5588>のストップ高と昨年の直近IPOの好決算確認組にも広がり」を見せてきたことが指数上昇の背景。

 個別銘柄戦略昨日お知らせしたARアドバンストテクノロジ<5578>が前日比349円高の2749円と値幅効果を発揮して伸。もちあいからの上放れを鮮明とした。昨年6月の初値は3850円でAI関連の出遅れして注目された。来週の米エヌビディアの決算を控えてAI関連として注目され始めている。利益確定は堅実に進めておきたい。ちなみに本日の下落相場の中、株価上昇率は全東証上場銘柄中40位、東証グロースでは18位にランクインした。

また、前日まで続落のシノプス<4428>も一時200円高の1390円まで急反発し、その後は上げ幅を縮小と荒い値動きとなったが、大引けは37円高の1227円と9日の昨年来高値を一気に更新している。13日の大引け後に発表した前12月期業績は 18.8%増収、20.3%営業増益で、今12月期はその前期の増収増益率を上回る22.6%増収、25.6%営業増益予想を打ち出したことを好感。また、配当は初配当の前期比2円増の15円で中間配当7円実施を発表している。さらに、この日の朝方には、経済産業省の物流改善に向けた実証実験の5ページにわたるリリースを発表したことが手掛かりとなった。


デイリー情報(令和6213日)
市況解説本日の日経平均は前日比1066.55円高の37,963.97円と4日ぶりに大反発。東証業種別株価指数は全33業種中全業種が上昇31業種、下落2業種。値上がりトップは保険で、電気機器、サービス、輸送用機器が続く。値上がりはバルブ・紙と不動産。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1274銘柄、値下がり353銘柄、変わらず30銘柄。東証プライムの出来高は214500万株、売買代金は概算596281100万円の大商い。
東証の値上がり率上位は、ビートレンド<4020>HENNGE<4475>、レイズネクスト<6379>ENECHANGE<4169>SOLIZE<5871>一方、値下がり率上位は、クリングルファーマ<4884>、キャンバス<4575>、ポプラ<7601>、ワールドホールディングス<2429>、メイホーホールディングス<7369>日経平均は、5日線(36801.05円)、25日線(35977.88円)、75日線(33830.38円)で、いずれも本日の大引けで上回る。

 ◆12日のNYダウは前週末比125.69j高の38,797.38jと反発。1月の米CPIの発表を翌13日に控えて様子見姿勢が広がった午前中は小動きだったが、金融株や景気敏感株が買い直されて上昇に転じた。一方、ナスダック総合指数は、ハイテク株に利益確定売りが先行し、前週末比48.12?安の15,942.55?と5日ぶりの反落。前週末に終値で初の5000?超えとなったS&P500指数は小反落と米国市場はマチマチの動きだった。

日経平均はシカゴ先物高と為替の円安傾向を受けてマドを空けてのスタートとなり、大引け直前の14.56分には38010.69円と38000円の大台乗せ。東京エレクトロンとソフトバンクグループの急騰が日経平均の上昇をリードし、日経平均が終値で1000円以上の値上がり幅を見たのは、新型コロナで東京五輪延期となった2020325日の1454.28円高以来。ドイツとフランスの主要株価指数が最高値更新、反発したNYダウも最高値と「世界同時株高」的な流れの中、海外投資家の買いが先物、現物ともに流入した模様だ。

半導体関連人気の財利用としては、前週末に米オープンAIのアルトマン最高経営責任者が、半導体生産に向けた資金調達の交渉を中東などと進めていると伝えられ、米半導体製造装置メーカーが大幅高。また、エヌビディアがクラウド事業者向けに特注半導体の設計に特化した新部門を設立するとのニュースが流れ、半導体設計で提携関係なある英半導体設計企業のアームがナスダック市場で一時40%高の急騰を見たことで、アームに出資するソフトバンクグループ<9984>の人気が持続することになった。

個別銘柄戦略
半導体関連株人気の背景にあるのは、生成AI(人工知能)向け需要の高まりにある。このAI関連株グループに属し、東証グロース上場のARアドバンストテクノロジ<5578>に値幅取り期待が膨らんでくる。〜以下省略〜


デイリー情報(令和629日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比34円高の36897円と小幅続伸。ただ、業種別では14業種が上昇、19業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数も値上がり565銘柄、値下がりは1048銘柄、変わらず44銘柄と前日に続き値下がりしている銘柄が多い。個別では、ポプラ7601(東S)、フジクラ5803(東P)、IGS4265(東G)、サイオス3744(東S)、VERITASINSI<130A>(東G)などの上げが目立ち、半面、応用技術4356(東S)、リログループ8876(東P)、ペットゴー7140(東G)、坪田ラボ4890(東G)、日本プラスト7291(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は214004万株、売買代金は55733億円。オプション2月限SQ(特別清算指数)値は3701807銭。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36997円を中心に、上はR137187円)→R237477円)→R337667円)、下はS136707円)→S236517円)→S336227円)
200日線(32550円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33136円)、75日線(33740円)、25日線(35793円)、10日線(36293円)、5日線(36478円)、一目転換線(36495円)、25日騰落レシオ(104.9%)

8日のNYダウは前日比48.7ドル高の38726.3ドルと3日続伸で、連日で終値ベースでの史上最高値を更新。ナスダック総合指数も同37ポイント高の15793.7ポイントと3日続伸。
NY株が続伸したことや前日の強い地合いを引き継ぎ朝方から買いが先行。一時37000円を大きく超える37287円(前日比423円高)まで買われ一段高の様相を見せた。しかし、短期的な過熱感や3連休前ということもあり、その後は、手じまい売りが優勢となり上げ幅を縮小。結局、往って来いとなる動きで、上なのか、騰勢一服なのか、何とも悩ましい形だ。

連休中のNY株の動きによっても変わってくるが、まずは37000円に対してどう動くか。37000円を下値とする動きになれば一段高への期待が高まる。反対に37000円が上値となると騰勢一服感が強まる。

☆個別銘柄戦略…
個別では、今週レポートの〇〇〇〇4日連続で高値を更新。しかし、13日に決算発表を控えていることへの警戒か、それともシステム売買によるものか。後場からは利食い急ぎの動きとなった。
そして、もう一つのエスネットサービス5867も“やはり!”といった感じで午後2時に好調な決算を発表。一時ストップ高となる300円高の1661円まで急伸する場面があった。しかし、こちらもその後大きく利食い売りに押された。


デイリー情報(令和628日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比743円高の36863円と大幅反発。今年最大の上げ幅で、終値ベースでは122日に付けたバブル崩壊後高値36546円を更新。ただ、業種別では17業種が上昇、16業種が下落と半々。また、東証プライムの騰落銘柄数では値上がり584銘柄、値下がりは1013銘柄、変わらず60銘柄と値下がりが多い。日経平均は大きく上げているがあくまでも指数中心の上げだ。個別では、フォーサイド2330(東S)、ポプラ7601(東S)、売れるネット広告社9235(東G)、WTOKYO9159(東G)、協和キリン4151(東P)などの上げが目立ち、半面、アテクト4241(東S)、クオルテック9165(東G)、プロパティデータ4389(東G)、ぷらっとホーム6836(東S)、デリバリーコンサルティング9240(東G)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は209634万株、売買代金は55622億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36675円を中心に、上はR137144円)→R237425円)→R337894円)、下はS136394円)→S235925円)→S335644円)
200日線(32509円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33126円)、75日線(33667円)、25日線(35649円)、10日線(36179円)、一目転換線(36330円)、5日線(36330円)25日騰落レシオ(117.1%)

7日のNYダウは前日比156ドル高の38677.3ドル、ナスダック総合指数も同147.6ポイント高の15756.6ポイントと反発。
NY株高を受け朝方から買いが先行。さらに明日のSQを前に上値のフシとなっていた36500円を上回ったことで損失確定のショートカバーを巻き込み上げを加速。一時123日ザラ場高値36984円に迫る36956円(前日比837円高)まで上伸し、37000円のフシに再び肉薄。

問題はこれで上昇トレンドに復帰するか。全体では値下がりしている銘柄が多く、あくまでもSQを前にした先物の買い戻し(手じまい)による上げ。こうしたパターンは反動安も出やすいが、明日のSQを通過してどちら動くか。37000円のフシを突破してくるか、それとも再び36500円近辺に押し戻されるか。

☆個別銘柄戦略…
個別では、今週レポートの〇〇〇〇3日連続で高値を更新。値幅も見せそうな動きだが、やはり、手堅く利食いも交え臨みたい。


デイリー情報(令和627日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比40円安の361119円と続落。東証業種別株価指数(全33業種)では、卸売株や輸送用機器株を始め23業種が上昇、機械株や倉庫運輸株など10業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり878銘柄、値下がりは730銘柄、変わらず49銘柄個別では、リベロ9245(東G)、シグマクシス6088(東P)、ジーエス・ユアサ6674(東P)、売れるネット広告社9235(東G)、QPS研究所5595(東G)などの上げが目立ち、半面、ストリームメディア4772(東G)、ベビーカレンダー7363(東G)、協立電機6874(東S)、フォースタートアップ7089(東G)、シャープ6753(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は181413万株、売買代金は49208億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36056円を中心に、上はR136258円)→R236397円)→R336599円)、下はS135917円)→S235715円)→S335576円)
200日線(32467円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33099円)、75日線(33603円)、25日線(35513円)、一目転換線(36069円)、10日線(36116円)、5日線(36160円)25日騰落レシオ(117.1%)

6日のNYダウは前日比141.2ドル高の38521.3ドル、ナスダック総合指数も同11.3ポイント高の1万5608.9ポイントと反発。米10年物国債の利回りが低下したことや米主要企業の堅調な決算が続き好感された。

6日のNY株は反発したものの、SOx(フィラデルフィア半導体株)指数が下落したことや為替も円高に振れ朝方から売りが先行。一時は35854円(前日比306円安)まで売られた。しかし、36000円以下ではやはり押し目買い意欲も強く、結局は、36000円台に引き戻して終わった。
36500円に近づくと売りに押されるが、36000円以下は押し目買いが入る。引き続き36000円〜36500円のレンジ相場か?

☆個別銘柄戦略…
レポート銘柄では、今週レポートの〇〇〇〇は連日の高値更新。ただ、肝心の新興市場の地合いが今一歩盛り上がってこないため、ここからはいつものように利食いも交えながら臨んで頂きたい。


デイリー情報(令和626日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比193円安の36160円と反落。東証業種別株価指数(全33業種)では、電気ガス株や鉱業株を始め29業種が下落、輸送用機器株や水産農林株4業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり385銘柄、値下がりは1233銘柄、変わらず40銘柄。個別は引き続き決算を受けての動きで、売れるネット広告社9235(東G)、マリオン3494(東S)、ぷらっとホーム6836(東S)、ビートレンド4020(東G)、デクセリアルズ4980(東P)などの上げが目立ち、半面、内海造船7018(東S)、オムロン6645(東P)、サンテック1960(東S)、データアプリ3848(東S)、大平洋金属5541(東P)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は191158万株、売買代金は50274億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36173円を中心に、上はR136281円)→R236402円)→R336510円)、下はS136052円)→S235944円)→S335823円)
200日線(32429円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33099円)、75日線(33548円)、25日線(35410円)、一目転換線(36069円)、10日線(36127円)、5日線(36193円)25日騰落レシオ(118.7%)

5日のNYダウは前週末比274.3ドル安の38380.1ドル、ナスダック総合指数も同31.2ポイント安の15597.6ポイントと共に3日ぶりに反落。早期利下げ期待後退から米10年物国債の利回りが上昇。利益確定売りに押された。

5日のNY株安を受け朝方から売りが先行。一時36065円(前日比288円安)まで売られた。その後は押し目買いに下げ渋る動きとなったが、戻りは鈍く安値圏で推移した。尚、トヨタ7203が午後125分に243月期第3四半期の連結決算(IFRS)を発表。大幅な増益で着地しトヨタ株は上場来高値を更新。日経平均もトヨタ効果で一時引き戻したものの、上げは続かなかった。
36000円以下は買いが入るが、36500円に近づくとやはり売りに押される。しばらくは36000円〜36500円のレンジが続くのか?

☆個別銘柄戦略…
レポート銘柄では、今週レポートの〇〇〇〇が高値を更新。詳細はレポートを参照していただきたいが、一段高に噴き上げるか! また、スペースマーケット4487も一時356円まで買われ僅かだが戻り高値を更新。


デイリー情報(令和625日)
☆市況解説…本日の日経平均は前週末比196円高の36354円と続伸。東証業種別株価指数(全33業種)では、動産株や銀行株を始め27業種が上昇、海運株や卸売株など6業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1106銘柄、値下がりは499銘柄、変わらず53銘柄。個別では、フォーサイド2330(東S)、AIAIグループ6557、田中化学研究所4080(東S)、アイティメディア2148(東P)、ベビーカレンダー7363(東G)などの上げが目立ち、半面、アイアールジャパン6035(東P)、SDSホールディングス1711(東S)、アルデプロ8925(東S)、三栄コーポレーション8119(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は186986万株、売買代金は48295億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36340円を中心に、上はR136466円)→R236579円)→R336705円)、下はS136227円)→S236101円)→S335988円)
200日線(32389円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33099円)、75日線(33488円)、25日線(35311円)、一目転換線(36079円)、10日線(36163円)、5日線(36174円)25日騰落レシオ(132.6%)

◆先週末のNY株高を背景に買いが先行したが、36452円(前週末比294円高)で戻り待ちの売りに上値を抑えられた。やはり36500円が上値ラインとして意識される格好となっている。ただ、5日線(36174円)を下値にする動きで上昇トレンドは維持。上値は重いが、強いてどちらと言われれば、チャートは上を伺う形。

☆個別銘柄戦略…
個別では、先週レポートのJMC570443円高の1340円と持ち合い上放れのニュアンスを強めている。また、スペースマーケット448718円高の347円と上抜けを伺う動きを見せている。

今週レポートの〇〇〇〇は小動きだが一段高の期待のある銘柄で、緩む場面は買いで勝負してみたい。


デイリー情報(令和623日)
☆市況解説…昨日(2日)の日経平均は前日比146円高の36158円と反発。東証業種別株価指数(全33業種)では、その他製品株や情報通信株など16業種が上昇、海運株や保険株など17業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり843銘柄、値下がりは759銘柄、変わらず56銘柄。個別は引き続き決算で明暗が分かれる動きだが、フォーサイド2330(東S)、売れるネット広告社9235(東G)、日テレ9404(東P)、アイティメディア2148(東P)、ネクソン3659(東P)などの上げが目立ち、半面、アルデプロ8925(東S)、あおぞら銀行8304(東P)、山陽特殊製鋼5481(東P)、AIAIグループ6557(東G)、三ツ知3439(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は176861万株、売買代金は46801億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36227円を中心に、上はR136372円)→R236585円)→R336730円)、下はS136014円)→S23569円)→S335656円)
200日線(32348円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33099円)、75日線(33435円)、25日線(35189円)、5日線(36109円)10日線(36182円)、一目転換線(36335円)、25日騰落レシオ(130.3%)

1日のNYダウは前日比369.5ドル高の38519.8ドルと反発、ナスダック総合指数も同197.6ポイント高の15361.6ポイントと3日ぶりに反発。
NY株高を受け朝方から買いが先行。堅調な値動きが続き一時36441円(前日比429円高)まで買われる場面があったがその後は押し戻された。もっとも、米1月雇用統計の発表を控えることや週末要因もある。36500円手前ではね返されたが、下値を切り上げる展開で上値期待も出てきている。

こうした中、注目された現地の2日発表の1月米雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を大きく上回った。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測は後退したものの、米経済の底堅さを示したとの見方もあった他、好決算を発表したハイテク株に買いが入り、2日のNYダウは前日比134.5ドル高の38654.4ドルと続伸ナスダック総合指数も同267.3ポイント高の15628.9ポイントと大幅続伸NY株高に為替も1ドル=148円台の円安に振れ、夜間取引の日経先物も大証終値比280円高の36400円と大幅高
週明け買い先行の始まりが予想されるがまずは36500円を超えてくるか。一方下は5日線(36109円)がサポートしてくるか。維持していれば上昇ムードとみるところ。

☆個別銘柄戦略…
個別では、レポート銘柄のJMC570435円高の1297円と僅かながら戻り高値を更新。また、もう一つのコプロ・ホールディングス7059も一時46円高の1695円まで買われ戻り高値を更新。両銘柄とも亀の歩みのような動きだが、着実に上値を慕う動きを続けている。

個別銘柄の詳細はこの後送信の「週間レポート」で…


デイリー情報(令和621日)
☆市況解説…本日の日経平均は前日比275円安の36011円と4日ぶりに大幅反落。東証業種別株価指数(全33業種)では、保険株やゴム製品株など25業種が下落、空運株など8業種が上昇。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり485銘柄、値下がりは1121銘柄、変わらず52銘柄。個別は引き続き決算発表を受けての動きで、アイティメディア2148(東P)、KSK9687(東S)、テクマトリックス3762(東P)、ABEJA5574(東G)、虹技5603(東S)などの上げが目立ち、半面、あおぞら銀行8304(東P)、アライドアーキテクツ6081(東G)、エンプラス6961(東P)、住友ファーマ4506(東P)、エヌエフHD6864(東S)などの下げが目立った。東証プライムの出来高は177754万株、売買代金は45809億円。

☆オプション・先物戦略…
明日のピボット値は36027円を中心に、上はR136130円)→R236249円)→R336352円)、下はS135908円)→S235805円)→S335686円)
200日線(32307円)、一目均衡表「雲」(32195円〜33099円)、75日線(33386円)、25日線(35073円)5日線(36027円)10日線(36162円)、一目転換線(36335円)、25日騰落レシオ(127.5%)

131日のNYダウは前日比317ドル安の38150.3ドルと5日ぶりに反落、ナスダック総合指数も同345.8ポイント安の15164ポイントと大幅続落。FOMC(米連邦公開市場委員会)は、政策金利を5.255.50%に据え置くことを決定。過度な利下げ期待が後退したことや株価が最高値にあったことから売りが優勢となった。

NY株安に為替も円高方向に振れたことで朝方から売りが先行。ただ、35924円(前日比362円安)を安値に心理的なフシ目の36000円の攻防となった。昨日の買いシグナルを早くも打ち消す格好となっているが、5日線も位置する36000円で踏ん張っており下とも言い切れない。引き続き5日線、36000円に対してどう動くかがポイント。

☆個別銘柄戦略…
個別は決算を受けての個別物色。レポート銘柄のJMC5704コプロ・ホールディングス7059も上を伺う動きは見せているが、上値も重い。