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 独自調査銘柄 

当社の独自調査銘柄はアナリストやファンド筋からも高い信頼と評価を頂いています。また、業績面や材料面の裏付けだけでなく株価位置、ダウンリスクという点にも考慮しています。他では知ることの出来ない本物の情報を是非、ご活用ください。



        
【2017年8月26日】

◎ケミプロ化成(4960)8月14日終値・341円《勝負銘柄》
■ケミプロ化成4960は10日引け後に決算を発表。今3月期第1四半期は前年同期比1.2%増収、5.2%営業増益、0.7%経常減益という結果。通期の営業利益3億7000万円(前期比18%減)、経常利益2億5000万円(同30%減)は据え置かれた。前期の変化率が高く、今回の業績にサプライズ感は乏しかった。ただ、上半期の営業利益1億7000万円予想に対して第1四半期の実績営業利益は1億3900万円と進捗率は極めて高い。前回のレポートでも「実際に利益が出るのは第2四半期」としたが、実際、ケミプロ化成の今回の決算短信中の「業績予想などの将来予測情報に関する説明」には、「増額予言」の文言が入っている。会社側は決算短信の中で「第1四半期の業績は5月12日発表の業績予想に対し、おおむね計画を上回る推移となっているが、国内外経済の動向も見極めて今3月期通期の業績予想について、今後見直して参る計画です」と記載。これは、「第1四半期はがよく控えめな予想は見直します」と増額修正を示唆していると読み取れる。サプライズ感がなかったことから目先の動きに影響はないかもしれないが、第2四半期発表までには動き出す筈で中期的に監視しておきたい。ちなみに、この決算短信に隠された会社側のメッセージ。かつて当レポートで、液晶、半導体、太陽電池製造装置精密部品メーカーのマルマエ6264の人気化を当てた経緯もある。株価は某紙で紹介されたことで週末10日は切り返す動きも見せたが正直、地合いが悪すぎた。しかし、期初の減益予想で一旦売られている銘柄だけに、全般暴落でも大きな下振れは生じず、生じたとしても戻りは速いはずだ。

 



        
【2017年1月7日】

◎システムリサーチ(3771)1月6日終値・2350円
■さて、勝負株として〇〇〇〇〇〇〇を3ヶ月ターンで取り上げたが、もう少し短期で……という向きにはシステムリサーチ3771がマークできる。この会社は製造業向けが主力の独立系システム開発会社で、仮想通貨、フィンテックとは距離があるために物色の流れに乗っていない。12月6日に東証1部指定承認発表(株価1889円)、12月13日に東証1部(株価2083円)、そして、1月6日は2350円。そもそもシステムリサーチはジャスダック上場が2005年6月だが、東証2部が今年3月、そして9ヶ月後の12月に1部と、ここにきて経営戦略をスピードアップさせていることが分かる。名古屋本社の会社でトヨタ向けが売上高の4割を占めるという優良企業。第2四半期で57%営業増益、通期では11%営業増益予想。1部昇格でトピックス組み入れは1月30日終値。業績は非の打ちどころ無し。直近で水準を大きく切り上げているため「勝負株」とはしないが、ここからは株式分割や増配といった還元の発表が出て来る可能性も高い



        
【2016年12月18日】

◎神栄(3004)12月16日終値・155円
■年末年始の銘柄として神栄3004が有力だ。12月2日高値180円型調整となっているが波動的にはそろそろ。年間配当3円で株価は155円。信用取り組み妙味、指標面からの割安感はないが、子会社が「JAXA」が募集する研究提案に応募し、選定されたことを10月に発表したばかり。JAXAでは「宇宙探査イノベーションハブ」 (愛称:TansaX(タンサックス) )を設置し、JAXAが保有する宇宙探査技術と企業・大学・研究機関などが保有する地上技術とを結び付け、民間技術の宇宙開発への活用のみならず、産業分野での技術革新を目指し活動している。子会社の神栄テクノロジーは、「研究提案募集」(RFP)で「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化技術の研究」をテーマに応募し、選定された。この研究テーマは、得意とする湿度計測分野に関するもので、惑星探査のような過酷な条件下においても微量水分の計測ができ、探査機への搭載が可能となるように小型・軽量化した計測器の開発に向けた研究。神栄は産業技術総合研究所や大阪大学と共同の研究体制を敷いている。第2四半期業績を大幅増額。しかし、通期予想は据え置いており通期増額期待も大きい。こうした低位銘柄は、助走を開始した第2段の上げの方が上昇に弾みが付くことが多い。



        
【2016年10月3日】

◎インターアクション(7725)9月29日終値・377円 その後の高値 10月18日・615円
■新規の銘柄としてはインターアクション7725を監視リスト銘柄に入れておきたい。足元ではゲーム関連株が人気だが、「ポスト・ゲーム」もそろそろ準備したいところ。インターアクションの株価は6月24日に2月安値252円に続く2番底を形成して下値を切り上げている。PER9倍、PBR1倍と特段の割安感はないが、時価総額が38億円にとどまる東証2部株で、不自然な大株主動向と中国で環境ビジネスを推進していることから、適度な仕手性も兼ね備えていることが特徴の銘柄だ。ここ株価が動きだした直接の材料は9月6日発表の子会社の「太陽光発電」の大口受注(2億円規模)、7日発表の新規事業POSシステムが売り上げに立ったリリース。5月期決算銘柄の同社は、昨年も9月末に「光源装置の大口受注」が発表されて株価がこの時期に動意づいた過去がある。そして、第1四半期(6−8月)決算が10月12日に発表予定とスケジュール面での材料もある。同社はソニーセミコンダクターを大口取引先に持ち、CCD及びC−MOSイメージャ向け検査用光源装置で知られるが、車載用カメラ向け検査用光源装置で「自動運転関連」、液晶及び有機ELパネル製造ラインで使用されている除振装置で「有機EL関連」、自動車向け大型リチウムイオンバッテリーの製造過程で使用されるフローティング・ドライは「中国バッテリー関連」と、ゲームを除いた「有力テーマのデパート」銘柄となっていることがポイントだ。



        
【2016年9月27日】

◎キョウデン(6881)9月26日終値・165円 その後の高値 10月4日・214円
■自動運転関連は今少し時間が掛かる可能性はあるが、関連の新規銘柄として東証2部銘柄のキョウデン6881を監視銘柄リストに入れておきたい。株価は165円(売買単位100株)で1月高値は239円。8月4日発表の今3月期第1四半期は当期利益が前年同期比86%減益で通常は触ってはいけない株。ただ、この短信で「自動運転システムの開発などにより電子化が進むなど電子部品の需要高まる。こうしたなか、プリント配線基板生産分野全般における業況が堅調に推移、その前工程である設計開発、後工程の部品実装も順調」としていることが材料とされている。一部では、任天堂関連で急騰したシライ電子6658からの乗り換えもある。戻り待ちの売りも多くこれが頭を抑える可能性はあるが、元来が仕手株だけに意外な相場に発展する素地がある。また、隠れ材料もある。プリント基板の設計・製造・実装・技術開発を手掛けるキョウデンは、橋本浩が創業し一線を退いているが第二位大株主。パソコンメーカーSOTEC、大手スーパー長崎屋などを次々と買収したことでも知られる。すかいらーく、ジュピターショップチャンネル、ドミノピザ・ジャパン、ベルシステム24などを買収したペインキャピタルが昨年2月に大江戸温泉物語の全株式を取得したのは、このキョウデングルーブと橋本氏だった。大江戸温泉リートは8月31日に上場。手元にも結構な金額が橋本氏とキョウデングループにあるはず。また、橋本氏は代々木アニメーション学院学院長でもあり、代々木アニメーション学院はキョウデンのグループ会社が現状でも筆頭株主だ。もともと仕手要素は十分だが超穴株となる可能性も出てきている。



        
【2016年9月5日】

◎IGポート(3791)9月2日終値・1200円 その後の高値 9月15日・1568円
■9月2日の週末に動意を強めた「位置ゲーム」と「VR」関連を見ると、位置情報ゲーム関連では、モバイルファクトリー3912、オールアバウト2454、AppBank6177、VRではイード6038、ショーケースTV3909、モブキャスト3664、シリコンスタジオ3907が主なところ。中で、モブキャスト3664は5月28日付けレポート(週間レポート698号)で「中国展開」「PSVR向けソフト開発」を材料に勝負銘柄として取り上げ、当時は388円。3ヶ月後の8月22日には1298円まで上昇。株価は3.3倍超となった大成功銘柄だ。現状の1159円でもまだ相場的な余熱を残していそうだが、さすがにここまで上がるとリスクとリターンのバランスから買いづらい。

むしろ、ここでの攻めならばIGポート3791が新たな勝負株としての資質を備えている。まず2日のIGポートの株価は13円高の1200円。3日続伸となっているがこの間の上昇率は16%程度であり過熱感もない。むしろ出来高から見るとこの間に玉が沈潜されたフシもある。PER24倍、PBR1.26倍、配当利回り0.1%に特別な割安感はないが、ジャスダック銘柄の成長株にしては割高感もない。6月高値1466円形成時は版権収入をもつ大ヒットアニメ「進撃の巨人」(2017年春に新作のテレビ放映決定)で名を挙げた同社だが、やはり人気アニメで海外でも知名度が高い「攻殻機動隊」VRで再評価の流れを受けてVR活用で成長する企業、VRの普及を企業成長につなげることができる業態となっていることが評価された。動き出すとともかく株価は速い。直近では石森プロと折半出資でグループ会社が「サイボーグ009」の制作会社を特定子会社化。11月25日から12月22日に掛けて限定での劇場公開も予定されている。同社株が動意薄だったのは7月に発表した今5月期業績予想が9%減益、13%営業減益の減収減益であるため。しかし、前期は期初に4%減益の2億5700万円予想で始まった営業利益は、結果的に第4四半期で利益を乗っけて55%増益の4億1600万円。もともと控え目に予想を出す会社だ。当たりやファンドの介入でイー・ガーディアン6050カヤック3904へと渡った株価急騰のバトンは今度、IGポートに手渡されてきそうだ。



        
【2016年8月29日】

◎フライトホールディングス(3753)8月29日終値・390円《次期iPhone7関連》 その後の高値 10月24日・1245円
■米アップル社が9月にも発売する次期iPhone7では、日本向けだけにソニー6758が開発特許を持つ「フェリカ」チップを搭載しJRのICカード乗車券「suica」の機能が付くとのニュースが話題となっている。カード関連、アップル関連のテーマは市場は好きであり、注目しておいて良さそうだ。この人気の最右翼銘柄はアップルペイの決済端末などを手掛けるフライトホールディングス3753。この他では、ソニー製品商社のUKCホールディングス3156、交通系ICカードシステムを手掛けるレシップホールディングス7213があるが、ここではやはり、フライトに着くのがオーソドックスだろう。



        
【2016年8月15日】

◎リブセンス(6054)8月15日終値・431円 その後の高値 8月16日・496円
■今12月期経常利益を3.3倍上方修正したリブセンス6054も狙い目。経常利益は1億1500万円から1億6500万円の当初予想だったが、これを4億6500万円に(前期は7000万円)。最終利益は買収会社ののれん代償却で赤字に下方修正したが、株価は営業・経常利益の増額規模をサプライズと受け取った。成功報酬型ビジネスモデルに特徴がある求人情報サイトを展開。株価は36円高の441円と急騰したが、年初来高値は5月の564円。今年3月以降は400円ラインが安値として強く働いており、好業績出遅れ株として追撃買いが可能。信用倍率も1倍台。当レポートで人材関連銘柄として取り上げたクイック4318JACリクルートメント2124はいずれも大化け銘柄となったが、人材ビジネスの業績はストレートに株価に織り込まれていく習性がある。



        
【2016年4月20日】
◎イー・ガーディアン(6050)3月25日終値・517円(分割修正値に換算)→ その後の高値 9月7日・1470円
■AI(人工知能)関連のイー・ガーディアン6050に注目してみたい。株価は1000円台を固める動きだが、最新の会社四季報が「前号比増額」「会社比強気」としたことをきっかけに4けたを固め始めたことからすると同社株も基本的には上。さらに、同社は3月決算企業ではなく9月本決算の無借金企業。中間配当も無く、つまり目先は余計な権利落ちなどに影響を受けない。
そして、かなりの確度で増額修正が期待される。会社四季報のコメントに「スマホ向けゲーム問合せ代行増加が想定超」とある。実は、これをさらに後押ししそうなニュースが25日に伝えられている。『スマホ向けソーシャルゲームで高額な課金が問題になっている有料くじの「ガチャ」について、業界団体「日本オンラインゲーム協会」は24日、課金上限額を5万円とし、当たりの確率を明示することなどを柱とした自主規制をまとめた。加盟社だけでなく、主要なソーシャルゲーム事業者が参加するモバイル・コンテンツ・フォーラムにも順守を求め4月から実施される』というもの。法規制の声が高まる前に業界がにわかに動いた恰好。もうお分かりだと思うが、こうした動きが出ればイー・ガーディアンが手掛ける「スマホ向けゲーム問合せ代行」が増加するのは必定。このあたりに市場が気付くのもそう遠くないだろう。もたつくところは腰を据えて狙ってみて面白いかもしれない。


        
【2016年3月8日】
◎ネクストジェン(3842)3月4日終値・1139円《値幅効果が高い》 その後の高値 4月11日・1660円
■4日はさながらテーマ材料株の選抜戦が展開された。仮想通貨の法規制案が閣議決定され、仮想通貨が「貨幣の機能」を持つと認定される動きから「フィンテック」、「仮想通貨関連」としてセレス3696、22日レポートのSJI2315、さくらインターネット3778、マネーバトナ―ズ8732。市場拡大報道があった「VT/VR関連」としてスターティア3393、サイバネットシステム4312などが雨後の筍のように動き出した。ここからはドローン関連などテーマのヨコへの広がりも期待されるが、年度末を控えて企業業績への関心が高まる時期でもあることもポイントだ。

こうした中、注目されたのがアルチザネットワークス6778の決算だ。東証2部のアルチザネットワークスが3日に発表した今7月期第2四半期(2015年8月〜2016年1月)の連結経常利益は前年同期比32.8%増の4.4億円に拡大して着地。国内で利益率が高いLTE次世代規格の研究開発向け計測器の販売が拡大したことが寄与。この業績好調に伴い、今7月期通期の経常利益を従来予想の6.2億円から6.6億円に上方修正し、減益率が30%減から24.9%減に、営業利益ベースでは17.4%減に縮小する見通しが明らかとなった。4日は一時ストップ高の947円をマークし、終値も944円と大幅高で引けている。
このアルチザネットワークスは以前、レポートで取り上げた次世代通信規格「5G関連株」として、今年1月下旬に大陽線を引いた銘柄だ。このアルチザのほか強烈な急騰を見せているサイバーコム3852も関連株だが、こちらも4日は大きく動いている。そもそもアルチザの増額要因である「LTE次世代規格の研究開発向け計測器の販売が拡大」は5Gのこと。通信各社は積極的な設備投資を続け、これは国策として為替や国内景気に関係なく実施される。

回りくどくなったが、この5G関連で最も時価総額が低く値動きが軽いのがジャスダックに上場のネクストジェン3842(売買単位100株)だ。ネクストジェンは5G通信の開発を積極的に進めるドコモに通話管理システムを提供している。時価総額が最小といっても出来高は意外とこなせる銘柄で、4日は57円高の1139円、出来高は6万1300株。2月29日以降は1000円台を固める動きで確かな押し目買い勢力があるが、もともと短期急騰を演じやすい銘柄。今年は1月26日安値901円から29日高値1428円まで僅か4日で527円の急騰、この前は昨年11月17日安値1000円から19日高値1491円まで僅か3日で491円の急騰。動き出せば3〜4日で500円前後の値幅を出している銘柄だが、昨年6月には2000円台の高値があった銘柄だ。会社側は今3月期業績について営業利益は5000万円から2億4000万円と幅を持たせた開示をしているが、配当は会社側未定としながら四季報では0〜10円と初配当の実施も期待されている。ちなみに、同社の筆頭株主は顔認証テーマで動意づくことが多いサクサホールディングス6675傘下のサクサ。5G関連で出遅れ感が強まっているが、サクサホールディングス自体の業績も回復し始めており、ここは大きくひと回転の期待が十分にある。



        
【2016年2月29日】
◎ベクトル(6058)2月26日終値・2262円 その後の高値 5月11日・3245円
割り切りはとなるがひと噴きありそうな銘柄がある。SNSなどネット媒体得意とするPR会社のベクトル6058だ。東証1部銘柄で26日終値は30円高の2262円(売買単位100株)と値頃感はないが、実はIPO絡みで週明けに話題となりそうだ。26日の大引け後に3月31日に東証マザーズに新規上場するプレスリリースの配信サイト「PR TIMES」を運営するPR TIMES3922と、国内航空券のインターネット販売に特化したオンライン旅行事業と訪日観光事業、アジアでIT開発を行うIT開発事業を展開するエボラブルアジア6191のIPOスケジュールが発表された。実は、この2銘柄ともベクトルが大株主なのだ。上場前でベクトルはPR TIMESの筆頭株主で77%を所有し売り出しも行う。連結子会社でもある。エボラブルアジアは第5位大株主で1.5%を所有、こちらは売り出しを実施しない。同日に新規上場する2銘柄にともに大株主というのは異例中の異例で珍しい。ベクトルは2月決算銘柄であり、4月中旬に決算発表があるが、連続最高益更新企業であり、グループ会社のIPOで「株主還元策」が出てくる可能性が高い。また、目先では話題もある。PR会社を舞台にした映画『東京PRウーマン』をベクトルがBS-TBSと共同製作し、2015年8月22日からシネ・リーブル池袋などでの映画館での公開が決定している。主人公でヒロインは女優で「CanCam」専属モデルの山本美月。上手くいけば適度な噴き値狙いができそうだ。


        
【2016年2月17日】
◎JACリクルートメント(2124)1月15日終値・857円《勝負銘柄》 その後の高値 5月23日・1713円
そうした面で、目先の勝負株として集計中の2015年12月期決算で連続最高益更新が期待されるJACリクルートメント2124が本命視できる。2月から12月期本決算発表シーズンが本格化するが、JACリクルートメントは@1月19日に12月月次売上高発表→A1月29日に前12月期決算発表→B2月12日に決算説明会を控えるというスケジュールを抱えている。同社は人材紹介業準大手で、外資系企業や海外進出企業等、世界10カ国にわたるネットワークを活かしたグローバル転職サポートに強みを持つ。2014年9月には人材紹介専業の企業としては初めて経団連への加入が認められている。高額案件や専門性の高い求人案件の成約が好調で第3四半期(1月−9月)営業利益は27億1300万円(前年同期比30%増)、据え置かれた通期営業利益29億3900万円見通しに対する進捗率は既に92.3%に達している。決算発表前の増額修正発表も期待できるが、企業の大合併などで人材が流動化している追い風を受け今2016年12月期の会社予想も強気予想がアナウンスされるはず。月次売上高は昨年1月から11カ月連続で前年同月比を上回っており、増加率平均は20.5%に上っている。また、売上高がフシ目の100億円台に乗せてくることで機関投資家や調査筋の動きも活発になってくるだろう。

株価は1月5日に昨年来高値976円(売買単位100株)を付けて900円割れに調整しているが、15日終値857円(前日比16円高)の配当利回りは2.2%、PERは18倍。週明けの市場は売り先行の始まりが予想されるが、地合い悪に引きずられる動きがあれば絶好の買い場になりそう。同社は2014年12月末割り当てで1対2株の株式分割を実施しているが、その直前に付けた2014年11月高値2025円の権利落ち修正後の株価1012円が東証2部時代からの最高値。かつて当レポートで株価倍増の大ヒット銘柄となった求人情報誌広告のクイック4318と同感覚で攻め込むことが出来る銘柄だ


        
【2015年12月9日】
IPOに絡む新規の思惑材料が接近している。自動車の自動運転で初の株式上場となるZMP社。ジャフコ、トヨタ、米インテル、コマツ、ソニーが出資する、ちなみに、ソニー6758は画像センサーとZMPの人工知能融合で出資。コマツ6301は建機の自動運転応用で出資。おそらくこの数年間で最強のIPOベンチャーとなるはずだ。その上場は当初今週ともされていたが、日本郵政の上場がやや後ずれしたこともあり、その登場は早くて1月、遅くとも4月となる。その場合、年内中に上場を東証が正式に承認し1月にマザーズに登場することが最短コース。これならば、前人気が年末までに「ZMP祭」として盛り上がり、「株を枕に」といったキャッチフーズが兜町で流布されることになるだろう。そうなれば株主だけでなく、直接・関節の関連銘柄に勝機が見いだせる。その関連銘柄の一覧は以下の通り。

JVCケンウッド6632(子会社のカートモと合弁会社)
アートスパーク3663(子会社エイチアイがロボット制御用インターフェイスを共同開発)
アイサンテクノロジー4667(自動運転の公道実験に参加)
DeNA2432(共同でロボットタクシー社を設立)
ネクス6634(自動車テレマティクスの事業分野において共同でマーケティング)
テクノスジャパン3666(子会社テクノスデータサイエンス・マーケティングがビッグデータ解析事業で業務資本提携)
ハーツユナイテッドグループ3676(自動車業界向けデバッグ・データ収集事業の合弁会社ZEG設立。)

◎ハーツユナイテッドグループ(3676)12月4日終値・2050円 その後の高値 12月30日・2937円
これら7銘柄で、値ごろからするとネクスが魅力的に映るが業績下振れ、買収したSJI問題もありここはスルー。むしろハーツユナイテッドグループ3676の内容がいい。株価は2050円とやや高めだが、売買単位は100株で、ここから年末年始にむけて値幅取りの候補銘柄としては絶好のポジションにあるともいえる。パチスロ向けデバッグの流動的要素から下振れの可能性が四季報で指摘されているが、現状で過度に心配する必要はなさそうだ。11月2日の2016年3期上期(4〜9月)の連結営業利益が8億円(前年同期比10%増)だと発表。通期営業利益見通し22億5000万円)は据え置いた。デバッグ事業の伸長がグループ全体の業績をけん引。メディア事業、クリエイティブ事業及びその他の事業も堅調に推移した。コンシューマゲーム市場も、年末商戦期において「PlayStation4」向けタイトルが続々と発売予定であることに加え、来春においても、大型タイトルや人気シリーズの続編タイトルの投入が見込まれていると会社側はコメントしている。中間配当を従来予想の8円→9円に引き上げ。年間配当予想は18円(前期17円)とする見通しで、現状で業績下振れ懸念を払拭した形。値動きはアートスパーク3663の方に分がありそうだが、やや「手垢」が付きすぎている面もあり、ファンド好みするハーツユナイテッドの値幅に期待できる。



        
【2015年10月30日】
◎ローツェ(6323)10月2日終値・590円 その後の高値 12月3日・970円
■大成功のトライステージのように説得力のある買い背景を持つ銘柄としてローツェ6323が挙げられる。ジャスダック銘柄で半導体や液晶工場に導入されるウエハ、ガラス基板の搬送装置を製造し、大口顧客に台韓企業を持つ広島県企業。バイオ・ゲノム関連装置も並行して手掛けていることがポイントで、材料株的な相場人気を発揮したこともある銘柄だ。2日終値は前日比10円高の590円(売買単位100株)。PER6倍、PBR1倍は買いゾーン。7月に株価400円近辺からストップ高を繰り返して996円まで急騰した材料は業績の上方修正。
その後は急騰の反動から調整を続けているが、現状の株価はその増額発表時の水準まで下押している。第1四半期決算とともに、第2四半期および通期業績予想の上方修正を7月9日に発表。今2月期通期の営業利益予想は10億6300万円から22億9000万円へ2倍以上に増額。ウエハ搬送機の受注・販売が堅調で、「N2パージ対応ウエハストッカ」の受注が増加、ベトナム生産工場の稼働率向上も寄与したというのが当時の材料。また、iPS自動細胞培養システム向けソフトウェアを開発しており、直近で動き出したバイオ関連株の流れも追い風。さらに、10月9日に決算発表を控えているほか、同社は出展しないが日本最大級工作機械見本市が10月21日から名古屋で開催されるなど刺激材料は十分。そして、最大の特徴は、同社は業績の変動が大きく決算発表前に買われることが多いことから1月に大陽線を引く銘柄特性がある。2014年、2013年、2012年、2011年と過去4年間は1月にピンづいており、例年10月あたりから助走を開始している。


        
【2015年9月28日】
◎トライステージ(2178)9月25日終値・1902円 その後の高値 12月7日・2443円 
25日の全市場でわずか21銘柄だった年初来高値更新銘柄の中に当社一貫推奨のトライステージ2178がある。12円高の1902円と上げは小幅だが、マイナスゾーンから大引けにかけて引き戻す腰の強さを発揮した。会社側は24日に今2月期第2四半期(3月−8月)の業績予想を増額修正している。売上高を16億円超、営業利益を2億2600万円引き上げており、純粋な業績好調による増額修正だ。中間期の1株あたり四半期利益は42円64銭に引き上げられて、これは会社四季報の22円の2倍近くだ。「下期においては顧客企業の動向やメディア環境等が不確定なため、通期の業績予想は据え置く」としているが、通期の増額修正はどこかの場面で必ずあるはず。今2月期は減益と見られていた銘柄だが、一転して増益、そして、連続最高益更新という大どんでん返し!が現実のものとなりそうだ。まして、中期計画中は配当性向100%を発表しており、現状での54円配当は来年2月の期末一括!こうした銘柄は今後予想される「日本郵政株を購入するための換金売り」にさらされることはない。さらに、現状でのマザーズから東証1部への指定もいよいよ現実味を帯びてきたことになる。外国人持ち株比率が25%もある中、他の銘柄と違って逆に、買いが上乗せされている方向にあり、この相場はまだまだ終わらない。


        
【2015年7月4日】
〜6月27日付けレポートより〜

◎キーウェアソリューションズ(3799)6月26日終値・685円 その後の高値 7月7日・914円 
■短期でも中期投資の視点からも狙える銘柄として、一部のファンドが調査に動き出した東証2部のキーウェアソリューションズ3799を新たに注目したい。
同社の主要顧客は、筆頭株主であるNEC グループ向けが約4割を占め、NTTグループ、JR東日本グループ、三菱商事グループ、日本ヒューレット・パッカードとそうそうたる面々。社会資本インフラ系システム開発に強くサイバーセキュリティ関連でもあるが、マイナンバー制度関連のシステム開発需要、および販管費の抑制などの効果で今期は収益が大幅に改善する見込みだ。さらに国・地方を通じた行政情報システムの改革、2020年東京夏季五輪に向けたITインフラ投資需要を取り込むことが期待される。また、今年3月には、自治体向けに農作物の品質・生産性向上や栽培技能の継承を支援する農業ICTサービス「OGAL(オーガル)」シリーズの提供を開始。圃場に設置した各種センサーから収集した環境情報を遠隔からリアルタイムでモニタリングできるクラウド型サービスで、14年6月に宮城県亘理町いちごファームが導入して研究利用が開始されている。この他、慶応義塾大学SFC研究所が、農業ICTの普及と農業情報標準化に向けて設立したアグリプラットフォームコンソーシアムに参画している。政府が取り組む農業分野IT施策方針「農業情報創成・流通促進戦略」などを踏まえて、産学連携により国の農業IT施策の実地検証を行うとしている。つまり、広義の意味でのTPP関連に絡んでくる銘柄でもある。
26日の株式市場では、妥結の前提となる重要法案が米国で相次ぎ可決されTPP関連銘柄が活況となった。一方でIT(情報技術)関連銘柄の上昇も目立つ。こちらは日本年金機構の個人情報流出を背景に「企業がセキュリティー対策に力を入れる」との見方が強まっているためだ。ここまで読むと分かってもらえるだろうが、同社は「マイナンバー」「サイバーセキュリティ」「TPP」と今の人気テーマを数多く取り込んでいる銘柄
また、今朝の日経紙(11面)で「NECは、コンピューターウイルスがシステムを攻撃した痕跡を短時間で見つけ出すソフトウエアを開発」と報じられている。企業がウイルス感染に長期間気づかないケースも後を絶たないが、管理者が画面上の調査ボタンをクリックすると、従来2〜3週間かかっていた作業が1時間程度で済むというものらしい。これに関してキーウェアの名前は出ていないが、上述したようにNEC 向けが約4割を占め、事業形態はそのものズバリの分野でNECと密接。今後何らかの形で関係してくる可能性も高い。
そして今3月期は2期ぶりの年10円復配予定と中身もしっかりしている銘柄。26日の終値は25円高の685円。PER15倍、PBR0.9倍、売買単位100株と値頃感も良い。7月31日に第1四半期決算を発表するが、適度な値ごろ感を持ちあわせ、材料株?好業績株のスイッチが出来る数少ない銘柄でもある


        
【2015年5月18日】

◎ネクスト(2120)5月18日終値・分割修正株価・617円   その後の高値 6月18日・1023円 
設楽と日村のコンビ芸人「バナナマン」のテレビCMで有名な、国内で総掲載物件数No.1及び最大級のユニークユーザーを誇る不動産・住宅情報サイト「HOME"S(ホームズ)」を運営。物件情報だけでなく、家賃相場や各種ノウハウ、駅・地域の周辺情報、住まいのトレンド、契約・引越し関連サービスまで、住み替えに関するあらゆる情報・サービスをワンストップで提供している。近年では、不動産事業者向けサービスにも注力。14日に発表の決算は前期の利益が横ばい。今期予想は国際会計基準IFRSを適用するためにのれん代の償却が消滅、一概に比較はできないが営業利益は43億1500万円予想(前期は23億1200万円)を打ち出している。そして、18日には機関投資家・アナリスト向け説明会を実施。今後、会社レポートやレーティングが出てくる可能性も高い。4月年初来高値1349円後の高値もみ合い1カ月強を経過して、新値となれば回転が速くなる。さらに、14日の決算と同時に1対2株の株式分割発表している。それも今月5月末割り当てだ。つまり5月26日が権利付売買最終日で、分割を取るならばあと7営業日しかないことになる。内需ディフェンシブ型の銘柄が買われる相場展開が増えてきたが、そうした中ではうってつけの銘柄になる。


        
【2015年3月23日】

◎大阪有機化学工業4187・20日終値519円《先回りの穴株!》 → その後の高値 7月7日・744円

6月19日引け後、15年5月中間期(14年12月−15年5月)と15年11月期の連結利益予想の上方修正と配当の増額を発表、好感された。中間期業績は、売上高を117億500万円から118億7900万円(前年同期比4.4%増)へ、営業利益を5億8100万円から8億3000万円(同30.8%増)へ、純利益を3億8700万円から5億9700万円(同42.5%増)に引き上げた。11月期業績では、売上高は239億7000万円(前期比0.8%増)を据え置いたものの、営業利益を13億3700万円から17億4600万円(同28.6%増)へ、純利益を9億1900万円から12億500万円(同35.2%増)に増額した。中間期の実績において、電子材料事業の半導体材料の販売が好調に推移したことを織り込み、利益の上方修正に進んだ。 配当については、中間期と期末ともに従来予想の5円から7円(前期実績5円)に増額し、年間配当は14円(同10円)となる見込み。

3月6日、ジャパンディスプレイ6740の液晶新工場がアップルの資金支援で建設することが正式に決定した。石川県白山市に建設される第6世代液晶新工場の投資額は1700億円で、投資資金の大半は米アップルが負担する。量産する液晶は、iPhoneの2016年のモデルに供給され2015年4月までに建設を開始し、2016年夏までの稼働を目指す。第2期以降の設備投資は、今後の課題として検討する。アップル専用とせず、他社へも供給する予定でこの条件はジャパンディスプレイにとってかなり有利。新株発行や有利子負債による資金調達なく建設できる。
当然そうなると、石川県白山市周辺に工場や拠点を持つ企業にも波及メリットが出てくる。アルプス6770、フォスター6794、大真空6962などアップルと取引がある企業だけでなく、石川県白山市には、村田製作所6981グループの金沢村田製作所、EIZO6737、石川製作所6208、ウイルコホールディングス7831、高松機械工業6155、オリエンタルチエン工業6380、北日本紡績3409、名証のニッコー5343が本社を置き、大阪有機化学工業4187、津田駒工業6217、DIC4631が生産拠点を持つ。アルバック6728は「アルバックテクノ石川CSセンター」を所有。

この中で、村田製作所、DIC、アルバック、EIZO、大阪有機化学工業が液晶関連企業だ。やや地味な銘柄ではあるが、株価的な思惑では大阪有機化学4187に地の利が出てきておかしくない。大阪有機は20日終値519円、売買単位100株で買いやすい。1月高値545円から調整し、信用買い残もわずか7万株程度しかない。現時点は全くのノーマーク銘柄となっているだけに、PBRは0.49倍とかなり割安で、PERも12.26倍と割高感はない。時価総額も119億円(3月20日時点)しかない小型株だけに、相場に上手く着火すれば、枯れ草に火が付くように上げ足は速いだろう。


        
【2015年3月2日】
「週間レポート633号(2月28日付け)より」

トランザクション(7818)追加レポート→ その後の高値 7月2日・1548円
トランザクション7818が27日引け後に、ハイマックス4299、アルビス7475とともに東証2部から1部への指定替えを発表。ハイマックスとトランザクションは3月6日、アルビスは3月20日が指定日。
早ければ今月27日に東証1部指定の発表があるとしたが、これがドンピシャの大当たりとなった訳だ。もちろん、発表後、材料出尽くしということもあるが、トランザクションの場合、その可能性は極めて低い。まず、1月9日高値1370円から時価は1062円へと十分に調整していること。さらに、上場翌月の4月28日終値をもってTOPIXに参入されるが、発表から1部指定までの営業日数は僅か5日間しかない。インデックス運用の機関投資家は慌てて買わざるを得ない。ちなみに、トランザクションと同時に1部指定となるアルビスは富山・石川・福井3県で食品スーパーを展開する企業。「金沢新幹線開業」という物色テーマに乗って結構なチョウチンついている。一方、雑貨の企画、デザインから製造、管理、販売を一貫して手掛けるファブレス企業として海外展開にも積極進出しているトランザクションは余計な先回り買いが入っていない。もちろん、買い持ちのポジション次第では3月2日の噴き値売りが手堅いが、2日の動き次第ではもう少し飛距離を伸ばす可能性もある。今8月期第2四半期決算発表は4月10日とまだ少し先だが、第1四半期で期初に立てた第2四半期業績予想にほぼ肩を並べており増額修正はまず間違いない。ショートでもセミロングでもいい銘柄だ。

        
【2015年2月23日】

◎トランザクション(7818)2月20日終値・1093円 → その後の高値 3月2日・1235円
■待ち伏せするなら筋の通った材料と需給メリットを持つ銘柄が良い。その一つが1部指定銘柄をターゲットにするのが効率的だ。東証1部に指定されると1部となった月の翌月の最終営業日の前日終値がTOPIX(東証株価指数)の算出対象となる。パッシブ運用などを行う機関投資家の機械的な買い需要が生まれるのだ。銘柄の時価総額や業種などにより、その効果は様々だが、その銘柄の通常の「○○日分の出来高」という表現がなされる。ともかく、この1部昇格銘柄のパフォーマンスがいいことは、これまでの当レポート銘柄で実証済み。

その候補はトランザクション7818だ。現状は東証2部。昨年3月から5月にかけてやはりJASDAQから2部移ったファンコミュ2461、萩原電気7467、フュージョンパートナー4845、ウインパートナー3183、一正蒲鉾2904などはすでに1部となっている。トランザクションは昨年3月17日にJASDAQから東証2部に。PER、PBRでさほど割安感はないが、株価は1月9日の昨年来高値1370円から現在1100円割れまで売られている。ファンド系の売り(持ち高調整)がある模様で、これが目下の頭(1100円にフタ?)を押さえているが、そうした売りもぼちぼち一巡する頃で、ここからの下振れ不安は小さい。
同社は、雑貨の企画、デザインから製造、管理、販売を一貫して手掛けるユニークな業態の企業で工場を持たないファブレス会社だ、海外展開に積極的で純粋持株会社。毎年増配を続けて年間15円配当(8月一括)で、今期は増益基調に復帰する。1月9日に発表した第1四半期(9-11月)は6%増収、25%営業増益と好スタートを切っている。通期業績に変更はないが、第1四半期営業利益は2億3500万円実績。これに対して変更の無かった期初の通期予想営業利益は7億8100万円で、中間は2億9000万円。つまり、第1四半期で既に中間の利益を稼ぎ出していることから、次の2月中間決算発表(4月13日予定)、若しくはその前には増額修正が出てくることはほぼ間違いない。また、昨年12月27日には株主優待の新設も発表。同じく12月には日本政策投資銀行が3%出資し第6位大株主になったことも発表。これはまだ最新の四季報には掲載されていない。

同社は8月期決算銘柄の為、スケジュール的には4月10日に予定する第2四半期決算発表前後というのが東証1部移行発表の一つポイントになる。しかし、早まる可能性もあり、早ければ???とも一部で言われている。この噂は五分五分と見ておきたいが、発表されてしまったら、それこそ「後の祭り」。また、今月24日までに買えば、100株(約11万円)で3000円相当の取り扱い製品を贈呈する株主優待もあるため、取りあえず、その株主優待をもらっておいても良いだろう。


        
【2015年2月9日】

「週間レポート630号(2月7日付け)より」

相場はここから? その後の高値 7月2日・2790円
相変わらず2000円トビ台で上げあぐねているが、ITホールディングス3626も上に行きたがっている動きを見せている。実はこれ、あまり騒がれてないがNTTデータ9613を中心としたIT・ソフトウェア関連が動意付いてきたことが背景にある。 レポートで野村証券の「15年日本株展望」の注目10銘柄の1つに挙げられているとしたが、その野村がNTTデータをリード役にIT・ソフトウェア関連の相場を画策している。6日終値は2045円と終値ベースでは昨年来高値を更新してきている。いつ上放れてもおかしくない。

「週間レポート626号(1月10日付け)より」
◎ITホールディングス(3626)1月9日終値・1805円 → その後の高値 3月18日・2257円
■株価1800円近辺で昨年11月以来推移しているITホールディングス3626。株価は昨年7月以降、2000円トビ台で確実に打ち返されているが、一部の機関投資家がチェック銘柄リストに入れてきている。実は、12月30日付野村証券の「15年日本株展望」レポートにおいて注目10銘柄の1つに挙げられている。「労働力不足」「価格転嫁」の2つのテーマで唯一、重複採用されていることが思惑を呼んでいる。こうした場合、ファイナンスなど訳アリの場合が多いのが難点だが、株価が直近の安値圏に沈んだこの位置ならリスクとリターンのバランスで、触手を伸ばしてみたくなる。
政府は社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度の導入にあわせて2016年1月から希望者に配る個人番号カードを無料にすると報じられている。2015年度予算案に489億円の発行費を盛り込み市役所などの窓口で無料でもらえるようになるという。すでに、このマイナンバー需要を取り込んでいるのがITホールディング。今3月期第2四半期の決算説明会で、複数の引き合いがあることを明らかにしている。

        
【2014年12月26日】
「週間レポート623号(12月20日付け)より」

◎BS11(9414)12月19日終値・899円 → その後の高値 3月18日・1388円
■ビッグカメラ3048の上場子会社にBS放送局のBS119414がある。今8月期は増収増益の銘柄ながら、今年3月のIPOから8月の1対2株の株式分割を経て約4か月間は900円ラインを挟んでの往来相場となっている。今年3月の年初来安値が835円であることを考えると、増益銘柄が底値圏に放置されているということになる。
同社は東証2部にIPOした銘柄だが、やはり前述のAs−meエステール7872と同様に1部指定の期待がある。実は11月以降、2部市場ではアルビス7475と三谷産業8285が連日の高値更新と急騰中。この2銘柄に共通は、今年2月に東証2部上場された点。ちなみに、昨年12月に2部上場したダイキアクシス4245とウィルグループは揃って、ちょうど上場1周年となる12月19日に1部指定となっている。1部指定候補として、2月上場のアルビスや三谷産業に人気が回っているわけだが、となれば、昨年3月上場の日本BS放送に、そろそろ思惑買いが出てきてもおかしくない。19日終値899円のPER13倍、PBR1.3倍に特段の割安感はないが、売買単位100株であることを考えると「ひと噴き1000円」が実現できそうな銘柄だ。年が明け早々の1月7日には、第1四半期(9月〜1月)決算発表が予定されている。年初の手掛かり材料難の時に発表される数少ない決算だけに、良い内容であればサプライズ度も大きくなりそうだ。


        
【2014年12月5日】
「週間レポート618号(11月15日付け)より」

◎アイスタイル(3660)11月14日終値・483円《材料出現期待も》 → その後の高値 3月16日・831円
■gumiの株式をアドウェイズやコーエーテクモよりも多く所有するのが化粧品の口コミサイトを運営するアイスタイル3660で、このアイスタイルを第一の勝負株としてみたい。アイスタイルはgumiの4万9000株(発行済み株式数の1.64%)を公開前に保有している。株価は売買単位100株で年初来高値は1月の636円で、安値は5月の388円、14日終値が483円と値頃感も十分。この企業がなぜ、この株価に甘んじ、ここまで相場が無かったかというと、前6月期に大幅な下方修正を強いられた結果、今6月期は前期比46.3%減益の2億5400万円の営業利益という大幅減益の期初予想を出したためだ。会社側は、20代から30代の女性を中心に月間のユニークユーザー1000万人を持つ、アットコスメのサイトの再構築を図っており、そのための先行投資を今期進めているための減益。しかし、10月29日に発表した第1四半期(7〜9月)営業利益は1億8100万円と通期予想に対して70%超の進捗率となっている。つまり、業績の上方修正期待が今後ある。第2四半期決算発表は1月末あたりで、消費税の先送りが決まれば化粧品メーカーの広告出稿意欲も高まり、同社にとって追い風となる。そして、14日には子会社を設立して投資育成事業への進出を発表した。このニュース自体は株価にとって材料には働きにくいが、実はこの発表には伏線があるのだ。会社側は海外、それもアジアにおいて大手企業と組んで事業を拡大させようとしている。口コミサイトだけでなく、電子商取引の拡大のためには物流網の確保が必要で、これを構築しようというもの。おそらく、このニュースはそう遠くないうちに明らかになることが予想される。問題はこれが株価にどの程度ポジティブな効果を与えてくれるかだが、良い材料でこそあれ悪い話ではない。しかも、株価は調整が進み、下値不安の少ない状況での表面化だ。材料視されなくても危険はない。足下の物色人気には乗っていないが、逆にいえば、それだけ手垢がついてなく相場的には新鮮な状態にあるということ。ヤフーやサイバーエージェントも大株主にいてベンチャーの香りがまだまだする銘柄でもあり、注目してみたい。


        
【2014年11月6日】
「週間レポート615号(10月25日付け)より」

◎日本MDM(7600)(1966)10月24日終値・496円 → その後の高値 11月27日・698円
■やや小粒な銘柄だが、日本MDM7600の500円割れもバーゲンハンティングのチャンスを与えてくれている。売買単位100株銘柄。主に日本国内における骨接合材料製品及び米国子会社ODEV社製人工関節製品、並びに米国におけるODEV 社製人工膝関節製品の売上が予想を上回って推移していることから、7月30日に第二四半期業績を上方修正。営業利益は1億円予想から3億円と引き揚げたが通期の営業利益予想の9億2000万円(前期比39.1%増)は今だに据え置いたまま。こちらも決算発表が30日に接近しており、増額修正の発表があるならば、決算発表と同時と考えられる。


        
【2014年10月31日】
「週間レポート612号(10月4日付け)より」

◎兼松エンジニアリング(6402)10月3日終値・644円 → その後の高値 3月23日・1030円
■意外性があるのが兼松エンジニアリング6402だ。地味な銘柄だが、年間一括の18円から20円が期待される3月末配当で、1〜3月に好パフォーマンスを発揮する株価習性もある。さらに、今回は増額期待があり、なんといっても売買単位100株の手掛けやすさ。新明和やタダノ、極東開発などの特装車が昨年来買われてきたが、吸引作業車、高圧洗浄車で高シェアを持つ同社はこの流れに乗る。また、御嶽山の噴火で今後は火山灰処理も必要でふもとの地域で高圧洗浄車などが活躍することも考えられる。建設車両やトラック、特装車の需要は強く、循環物色がこのグループで続いていたが、そろそろ兼松エンジニアリングが物色の表舞台に立ってもいい頃合いだ。

        
【2014年8月26日】
「週間レポート605号(8月16日付け)より」

◎高田工業所(1966)8月15日終値・500円 → その後の高値 9月11日・872円
■さて、3月決算企業の第一四半期業績の発表が終わり、その特徴の一つに通常仕事量が少なく赤字も多い4〜6月という時期にも関わらず建設の業績がいいことがあげられる。地政学リスクにも左右されないために、この建設株を8月下旬の相場の主役に挙げる声も多い。中で厳密には建設株ではなくプラント株に近いが、既に第一四半期決算で中間期を増額している高田工業所1966に注目してみたい。
6日に第一四半期を発表し、4-6月は54.5%増収、営業利益は4億9700万円(前期は1億円超の赤字)と好業績。「化学プラントの定修工事に加え、製鉄プラント、電力設備、エレクトロニクス関連設備等の建設工事が増加」とはいうものの、増額された中間期経常利益は7億8000万円で通期は6億円?と据え置いている。いくら業界内競争が激しいとはいえ。下期が赤字というのは想定できない。さらに同社の場合、隠し玉材料がある。高田工業は本社を北九州市に構えるが、原子力発電所にも強い。実際、玄海原発の建設に携わっている。その九州電力玄海原子力発電所が立地する佐賀県玄海町の町長選が8月3日に行われ、原発の早期再稼働を訴えた現職・岸本英雄氏が新人2人を破って3選を果たした。東京電力福島第一原発事故後、初の町長選となったが、玄海原発3、4号機の再稼働問題に一歩前進。また、佐賀県の玄海原子力発電所について、原子力規制委員会は、8日の審査会合で、最大規模の地震による揺れの想定を了承し、すでに津波の想定も妥当とされていることから、玄海原発の再稼働の前提となる審査は、最大の山場を越えている。震災前の高田工業所の営業利益は2010年3月期ベースで23億円と今期通期予想の約4倍もあったのだ。つまり、原発再稼働の寄与は絶大。北九州は特区にも選定され、九州は自動車メーカーの一大生産拠点がある。再稼働となればストップ高となるはず。決算発表後に株価は300円台から500円台に急伸したとはいえ、15日終値500円のPBRは0.3倍で売買単位100株。十分、時価水準でも狙える銘柄だ。



    
【2014年8月22日】
「週間レポート604号(8月9日付け)より」

◎戸田工業(4100)7月25日終値・298円《再度注目》 → その後の高値 12月9日・596円
■決算発表での個別銘柄の一喜一憂が終わればテーマ性を兼ね備えた材料株物色にも物色の矛先が向かいそうだ。こうした中、以前レポートした戸田工業4100に再度注目してみたい。戸田工業は8日の波乱相場で逆行高し4営業日ぶりに300円台を一時回復。地合いが悪化した大引けにかけてはさすがにジリ安の展開となったが、出来高は6月27日以来の100万株台に膨らんだ。7日引け後に発表した第1四半期(4〜6月)営業利益が3億5000万円と前年同期の1億2000万円の赤字から大きく改善したことが表向きの買い材料。欧州大手のBASF社とリチウムイオン電池正極材料の合弁事業に向けた協議を続けているため、通期業績見通しを会社側は開示していないが収益にマイナスに働くことは考えられず企業変身期待が思惑視されているのだ。さらに、BASFという外資系企業と組むため関連する可能性は薄いが、日本と米国は防衛省と米軍で、1カ月間連続して海中で警戒監視を行うことができる「無人潜水艦」の開発に向けた共同研究を進める方針と報道されている。この開発の肝は長時間先行できる燃料電池。水素カーを含めてここ、燃料電池関連の話題が多く出てきているため関連株が買われる可能性が膨らんでいる。その場合、資本関係を含めた合弁事業の正式発表が今後で来る可能性のある戸田工業は思惑が高まるところ。特に今回は業績面で売られる可能性がないことから、ストレートに相場が仕手化していく可能性が高い。



        
【2014年7月30日】
「週間レポート602号(7月26日付け)より」

◎ルネサスイーストン(9995)7月25日終値・515円 → その後の高値 9月5日・939円
「ロボットカー(自動運転制御)関連」のテーマ物色をとらえれば、東証2部のルネサスイーストン9995(売買単位100株)が妙味銘柄として浮かび上がる。同社は半導体商社で、その半導体商社株に共通してありがちな「万年割安」「流動性に難」「地味」というイメージが付きまとう。しかし、週末25日は一時50円高の518円まで急騰し、その後の利食いでも大きく値を崩すことなく500円台での相場に突入している。6月26日、7月24日と2度も大きな上ヒゲを伸ばすという癖の悪い銘柄にみえるが、5月29日を含めてこの株の場合、不思議と月末の木曜日に株価が動く習性がある。昨年8月安値311円から今年2月高値フシ469円が第1上昇波動で、4月安値366円から現在が第2上昇波動。しかし、ここにきての値動きと相場付は明らかに一変している。株価が上げたといっても、PBRは未だ0.6倍、PERも9倍と上げの説得材料になりこそすれ、上げを妨げる材料にはならない。むしろ、25日の出来高が13万株超と、これで今年最大。ひとたび相場に火が付けば噴火する可能性大だ。
ここにきてルネサスイーストンに着目した理由は、現在の循環テーマ物色の柱の一つである「ロボットカー」関連の一翼を担う銘柄であること。ロボットカーの自動運転制御ではカメラやレーザー、センサーが多用されているが、当然そこには半導体があるわけで自動車分野に強いことから、ロボットカー関連の延長線上でとらえられるのだ。実際、今年11月19日から3日間の会期で、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology2014」への出展を計画し、ここでは自動車の次世代コックピットを実現した次世代スマートカー(センサー搭載による眠気・飲酒検知)を出品する。一方、業績も非の打ち所がない。前3月期は31%経常増益で、今期は11%経常増益予想の経常利益16億5000万円と伸び率鈍化に見えるがこれは慎重な期初予想を出す会社の習性。ちなみに、前期は3.2%経常増益予想でスタートしてから増額を重ねて結果、31%経常増益とケタが1つ変わったのだ。そして、7月30日に決算発表を予定している。今回、増額は無いとみられるが、ひょっとするとひょっとする。さらに、同社は今年2月25日にJASDAQから東証2部に市場変更したが、早期の1部指定を狙っており、これも底流にある材料。となれば、実績ベースの1株あたり純資産808円まであってもおかしくないのだ。発行済み株式数の30%を保有する筆頭株主のルネサスエレクトロニクス6723は株価800円台手前でこちらも25日にピンづいている(決算発表日は8月6日)。商いに不安がある向きは、こちらをじっくりと攻める手もあるが、ここは身軽なルネサスイーストンが面白い勝負対象となりそうだ。